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KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY

試験期間

投稿日時:2013/01/30(水) 20:54

こんにちは。鹿島です。
6時間ほど前に試験が終わり、あとはのそのそとレポートを書いて提出するだけとなっております。
1日2~3時間程度の睡眠で臨んだ試験ですが、そのわりに結果はあまりよくないでしょう。
睡眠は大事だということですね。


しかし試験期間に勉強だけしていたかというとそういうわけでもありませんね。
もちろんバレーはしていたのですがそれは前提として。
それ以外にわたしは、暗記でこんがらかってヒートアップした頭を読書で冷やすことがままあります。
というわけで今回は試験期間中の読書について。

試験期間中にする読書は2パターンあります。
現代小説の通し読みと、古典作品の部分読みです。

現代小説の通し読みというのは、比較的新しくて読みやすい小説、例えば今回の場合、清水義範さんの『蛙男』という小説ですが、それを通して一読します。
難しい言葉や第2外国語で頭がごちゃごちゃになったときは、筋の通った物語を淡々と読み進めることでそれ以外の難しいことも冷静に考えることができるようになる、場合もあります。ただの現実逃避になってしまうこともあります。

古典作品の部分読みというのは、通し読みとは全く違います。
疲れたとか、眠いとか、だるいとか、もうやる気失くした。とかそういった勉強の倦怠期、ありますよね。そうした倦怠期にやることです。
つまりです、好きな古典作品のあるページを無作為に開いて、その章を集中して読むんです。
これは、大体何を読むかはいつも決まっています。わたしの場合は、フィツジェラルドの『グレートギャツビー』か、キャロルの『不思議の国のアリス・鏡の国のアリス』です。大体このどちらかです。たまにギリシア神話やケルト神話などでも同じことをします。
暗記に飽き飽きしたころに、愛する作品のワンシーンを読むと、そのシーンについてあれこれ考えたり想像したりするので脳みそがまたやる気を出してくれる、場合もあります。ただの現実逃避になってしまうこともあります。

わたしは大体こんな風に試験期間中本を読んでいます。


ちなみに、渡辺が『蛙男』のストーリーに興味を持っているようなので今ここで少しだけ明かしますと。

要するに、男が蛙に変わっていく過程を描いた話です。ただのグラフィックデザイナーである男が、理由なく身長172㎝の蛙に変わっていくという、ある種グロテスクですが読み応えのある小説というわけです。
変身の明確な理由がないという不条理さは、カフカの『変身』にも通ずるものがありそうです。

ただこの小説はわたしが小学校4年生のころに本屋の店頭に置かれていたという代物です。なので、現在は多分書店注文かAmazonでしか入手できないと思います。店頭に置いているところはあまりないと思います。
わたしはこれを小学校4年生のころ、幼馴染のお父様にお借りして一度読んで、今ふと、無性にもう一度読みたくなったのでAmazonで入手したというわけです。
おもしろいので興味を持たれた方は是非!


つまらないことを長々書かせていただきましたが、このあたりでやめさせていただきたいと思います。
部活動のほうは2日からインの予定です。いよいよ春リーグを視野に入れた練習も始まるので、気持ちをひきしめて頑張っていきたいと思います。
乱文、長文、失礼いたしました。

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