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KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY

声の力

投稿日時:2016/03/13(日) 00:01

こんにちは。
寒暖の差の大きい日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
法学部法律学科2年の小林瑞歩です。

本日は声の力について書きたいと思います。
最近、女子バレー部では体調不良や、怪我、就職活動などで欠席者が相次いでおります。
欠席者が生じるのは余良くないことではありますが、そのような状態にもなれてきた頃、
2年の及川緑という部員が腰の不調のため欠席しました。
緑は部で一番声をだし、部員を鼓舞し続ける存在です。隣のコートで活動する部員も、「ああ、あの腹から声だしてる子ね」と言うほどです。
それまで欠席者が出ても練習の雰囲気はさほど変わらなかったのですが、緑が休んだことで練習の雰囲気ががらっと変わってしまいました。それまでどれだけ緑の声で練習の雰囲気が成り立っていたか、どの部員も感じたことでしょう。

その日を境に、他の部員も声を出すようになりました。単純にそのことが悔しかったという部員、もっと自分もがんばらなきゃと思った部員がいました。特に同期のなかでその傾向は強まり、半数以上を占める9人いる2年生が声をだすと、練習の雰囲気はまたがらっと変わりました。
声かけの種類も変わりました。より具体的に、お互い指摘しあう声、ここを見てほしい、などの指摘を求める声など、短い練習の中での密度が増したように思えます。

まだまだ全員が常にそのような声を出し続ける、といった状況にはなってはいませんが、
一人の存在の大きさから声の大切さに気づけたことはチームにとって大きな収穫だと思います。
声が出ていることによって練習の雰囲気が良くなることはもちろん、部員同士のコミュニケーションも密になり、練習の質が高まったのです。
春リーグに向けチームがレベルアップしていくためにも、部員全員が声をだし、活気のあるチームになっていくことが必要だと強く感じました。
今後はより声かけの質を高めたり、声だけで終わらせてしまうのではなくプレーにもっともっと還元して行けるよう、努力して参りたいと思っております。

春リーグは記念館にて試合が行われる日もございます。また一歩前進したチームの姿をお見せできるよう、部員一同邁進していきたいと思っておりますので、どうかご指導、ご声援のほど宜しくお願い申し上げます。

まだまだ寒い日が続きますが、お身体ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
失礼致します。

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