KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY
終止符
投稿日時:2017/11/08(水) 16:00
11月になり、本格的に寒くなってきました。同時に、2017年もあと2か月かと、何だか切ない気持ちになります。皆様にとって、2017年はどんな年だったでしょうか。
商学部4年の今岡里紗子です。
さて、新井(経4)も書いていましたが、私を含め8人の4年生が引退を迎えます。4年生にとって最後の秋リーグは、3勝2敗でグループ4位、順位決定戦での勝利をもって12チーム中7位という結果に終わりました。この結果を前に思うことは人それぞれあることでしょう。
何度かブログにも書いてきましたが、私は3年生の時にマネージャーに転向しました。プレーヤーへの未練を捨てきれないことが不安で、この結論を出すまでにかなりの時間を要しました。そしてその間、同期、先輩、後輩にもたくさんの迷惑をかけてきました。そんな私を受け入れ見守ってくれたからこそ、最後は少しの迷いもなくこの選択ができました。
マネージャーに転向してからの2年間は、楽しさと、それ以上の苦しさで忙しく、そして充実していました。
「自分にしかなれないマネージャー」になりたい。
チームの皆やスタッフに必要とされたい。
チームの中での自分の居場所を見つけたい。
そんな思いを抱えながら、悩んで模索して。お世辞にも、「楽しかった」の一言では片付けられません。
それでも乗り越えられたのは、このバレー部を通して出会った全ての人のおかげです。
毎週末練習に来て、有休もほとんど私たちにためについやして下さる青木監督。
仕事の合間を縫って来て下さり、暑い日には冷たいアイスで皆を一瞬で笑顔にしてくれる野田コーチ。
引退しても尚、試合の応援に来て下さり、私たちのことを気にかけて下さるOBOGの皆様。
毎週末、たくさんの差し入れを持って、遠い所まで応援に来て下さる保護者の皆様。
この環境を息苦しいとさえ感じていた下級生の頃の自分が恥ずかしくなるぐらい、今では皆様への感謝の気持ちを忘れずにはいられません。
そして。
マイナスイオンを発してくれる一年生コンビに、全ての部員が癒されていました。たくさんぶつかって、二人三脚で頑張ってほしいと、切に願います。
四年生以上に濃いメンバー揃いの二年生。部員の半数以上を占めるこの学年がたくさん活躍してくれると信じています。
つっこみどころ満載な三年生は、きっと今までにないチームを作り上げてくれるでしょう。
言葉にすると嘘っぽくなってしまいますが、自分が引退しても後輩の皆がかわいくて仕方がありません。皆を応援する気持ちは、これから先も変わらないと思います。
何よりも。
底抜けの明るさとプレーでチームを盛り上げてくれたまりこ。
誰よりも考え悩み、嫌われることを恐れずしっかりと軸を持ったあやか。
強い責任感で土台となり、チームを盛り上げてくれたみどり。
もがき苦しみながら、必死で踏ん張ってくれたゆり。
自信がないなりに、自分の役割を考え続けてくれたみずほ。
私の愚痴を黙って聞いて、誰よりも気遣って支えてくれたしずか。
黙々と、絶対に揺るがない強さで縁の下の力持ちになってくれたかえ。
8人それぞれが全く違う人生を歩んできて、これからも異なる場所や環境でそれぞれの道を進んでいきます。
でも、このバレー部で出会ったことで8本の道が一点で交わり、同じ場所で4年間を共に過ごした事実だけは変わりません。間違いなく今の私を形成する要素であり、この先の人生にもきっと、何らかの形で関わっていくのだろうなと思います。
10年間のバレーボール人生で学んだことやここで出会った人から得たことを周囲に還元すること、慶應義塾体育会バレーボール部の名に恥じない人になること。
それが、皆様に恩返しする唯一かつ最良の手段だと思っています。
最後になりましたが、監督・コーチを始めとするOBOGの皆様、後輩・同期の皆、本当にありがとうございました。
そしてこのブログをご覧になっている皆様、今後とも、慶應義塾体育会バレーボール部を宜しくお願い致します。
商学部4年の今岡里紗子です。
さて、新井(経4)も書いていましたが、私を含め8人の4年生が引退を迎えます。4年生にとって最後の秋リーグは、3勝2敗でグループ4位、順位決定戦での勝利をもって12チーム中7位という結果に終わりました。この結果を前に思うことは人それぞれあることでしょう。
何度かブログにも書いてきましたが、私は3年生の時にマネージャーに転向しました。プレーヤーへの未練を捨てきれないことが不安で、この結論を出すまでにかなりの時間を要しました。そしてその間、同期、先輩、後輩にもたくさんの迷惑をかけてきました。そんな私を受け入れ見守ってくれたからこそ、最後は少しの迷いもなくこの選択ができました。
マネージャーに転向してからの2年間は、楽しさと、それ以上の苦しさで忙しく、そして充実していました。
「自分にしかなれないマネージャー」になりたい。
チームの皆やスタッフに必要とされたい。
チームの中での自分の居場所を見つけたい。
そんな思いを抱えながら、悩んで模索して。お世辞にも、「楽しかった」の一言では片付けられません。
それでも乗り越えられたのは、このバレー部を通して出会った全ての人のおかげです。
毎週末練習に来て、有休もほとんど私たちにためについやして下さる青木監督。
仕事の合間を縫って来て下さり、暑い日には冷たいアイスで皆を一瞬で笑顔にしてくれる野田コーチ。
引退しても尚、試合の応援に来て下さり、私たちのことを気にかけて下さるOBOGの皆様。
毎週末、たくさんの差し入れを持って、遠い所まで応援に来て下さる保護者の皆様。
この環境を息苦しいとさえ感じていた下級生の頃の自分が恥ずかしくなるぐらい、今では皆様への感謝の気持ちを忘れずにはいられません。
そして。
マイナスイオンを発してくれる一年生コンビに、全ての部員が癒されていました。たくさんぶつかって、二人三脚で頑張ってほしいと、切に願います。
四年生以上に濃いメンバー揃いの二年生。部員の半数以上を占めるこの学年がたくさん活躍してくれると信じています。
つっこみどころ満載な三年生は、きっと今までにないチームを作り上げてくれるでしょう。
言葉にすると嘘っぽくなってしまいますが、自分が引退しても後輩の皆がかわいくて仕方がありません。皆を応援する気持ちは、これから先も変わらないと思います。
何よりも。
底抜けの明るさとプレーでチームを盛り上げてくれたまりこ。
誰よりも考え悩み、嫌われることを恐れずしっかりと軸を持ったあやか。
強い責任感で土台となり、チームを盛り上げてくれたみどり。
もがき苦しみながら、必死で踏ん張ってくれたゆり。
自信がないなりに、自分の役割を考え続けてくれたみずほ。
私の愚痴を黙って聞いて、誰よりも気遣って支えてくれたしずか。
黙々と、絶対に揺るがない強さで縁の下の力持ちになってくれたかえ。
8人それぞれが全く違う人生を歩んできて、これからも異なる場所や環境でそれぞれの道を進んでいきます。
でも、このバレー部で出会ったことで8本の道が一点で交わり、同じ場所で4年間を共に過ごした事実だけは変わりません。間違いなく今の私を形成する要素であり、この先の人生にもきっと、何らかの形で関わっていくのだろうなと思います。
10年間のバレーボール人生で学んだことやここで出会った人から得たことを周囲に還元すること、慶應義塾体育会バレーボール部の名に恥じない人になること。
それが、皆様に恩返しする唯一かつ最良の手段だと思っています。
最後になりましたが、監督・コーチを始めとするOBOGの皆様、後輩・同期の皆、本当にありがとうございました。
そしてこのブログをご覧になっている皆様、今後とも、慶應義塾体育会バレーボール部を宜しくお願い致します。
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