KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY
2017年を振り返って
投稿日時:2017/12/17(日) 22:39
日が暮れるのも大変早くなり、寒さがひとしお身にしみる頃となりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。商学部1年の友成真由美です。
時が経つのは早いもので、2017年も残すところあと少しとなりました。皆様にとってはどのような一年でしたでしょうか。
私は今までで一番大きな変化のあった一年でした。
一年前の今ごろは、制服を着て毎日自転車で登校し(雨が降ると電車ではなく汽車で通学し)、母のおいしいお弁当を食べ、他愛のない話を(阿波弁で)しながら補習に通っていました。今こうして振り返ってみるとそんな日々が遙か昔のことのように感じます。まさか一年後にパスモを軽快に使いこなし、自分でご飯を作って、標準語をネィティブに話すようになっているなど、予想だにしていませんでした。
しかし、上京してきた当初は初めての一人暮らしへの寂しさと、地元とは異なりすぎる環境への恐怖で毎日が不安だらけでした。さらに、大好きな家族、友人と離れてしまったうえに知り合いが全くいなかったため、自分の居場所がないと感じたこともありました。
そんなとき私の心の支えとなったのはやはりバレーボールでした。憧れの先輩のトスが打てる喜び、高校までのバレーとは異なる雰囲気の練習、なにより練習へ行くたびに4年生の先輩が優しく面白く声を掛けてくださったこと。だんだんとそんな先輩方に会える練習へ行くのが楽しみになっていました。そして独りぼっちだと感じることも減っていきました。練習間に私の変なノリに付き合ってくださったり、暗い顔していたら笑わせてくださったり、アイシング中そっと横にいて話を聞いて下さったり・・・
思い返してみれば、私は大学に入ってバレーボールという競技そのものというより寧ろ、4年生が率いて下さっていた暖かい慶應バレー部の存在に支えられていたのだと気付きました。そんな先輩方が抜けられた秋リーグからもうしばらく経つのに未だに寂しい気持ちは消えません。
ですが、いつまでも立ち止まってはいられません。先日の納会よりチーム2018が本格的に始動しました。精神的にも技術的にも成長しなければならない点は山ほどあります。あと3ヶ月すれば私たち1年生にも後輩ができます。私自身もバレーに対する向き合い方を今一度考える時が来ていると感じております。4年生の先輩方の背中を見て学んだことを自分なりの方法で表現し、またそのような素敵な先輩になることが、大好きな4年生への最大の恩返しではないかと考えております。
まずはこの冬の時期にしっかりと基礎を見直し、来る春リーグで結果を残せるように精一杯頑張ります。
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。乱文失礼いたします。
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