KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY
ないものねだり
投稿日時:2018/02/18(日) 22:40
まだまだ和らぎそうにない二月の寒さの中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
経済学部2年の野見山育実です。
毎日本当に寒いですね。インフルエンザに怯え、気づいたら手からは出血。部員同士でも早く夏が来ればいいのにと愚痴を言い合っています。冬派か夏派かと聞けばみんな断然夏派だと言います。しかし、半年前の夏休み、私達はみんな冬派だった気が、、。合宿や練習中私達はうだるような暑さの中、「断然冬派」「寒さは着ればなんとかなるけど汗かくのは本当に無理」「直射日光で頭が痛い」などと言っていたことを覚えています。
もちろん通年で夏派、もしくは冬派のようなこだわりある部員もいることはいるのですが、結局私達はないものねだりしてしまっているんですね。
ないものねだりとは、無いものを無理に欲しがること。
なんだか去年の10月を境に使用できなくなった記念館を思い出します。
私達はこれまで記念館を練習場所として使ってきましたが建て替え工事のため使用できなくなり、現在は蝮谷体育館や会堂、中等部の体育館などを転々として練習をしています。
毎回違う練習場所にボールや荷物を運び、お風呂に行くのにも結構な距離を歩かねばならず、自主練できる時間にも制約がかかっています。私達は完全に記念館ロスに襲われ、ことあるごとに記念館があった時はよかったと口々に言い合ってしまいます。
しかし、なんでこの時期にわざわざ建て替えを、、と文句を言ったところで現状は何も変わりません。
蝮谷体育館や会堂では、もともと練習していた部活の時間を削ってもらって私達の練習時間が取れており、綺麗な新しい部室も使うことができています。
むしろ、体育会として練習場所と部室がしっかりと与えられており、毎日活動ができている現状に目を向け感謝すべきではないでしょうか。
今は、未来の後輩たちのために新・記念館の竣工をじっと待つのみです。
部活以外でも、たとえ100パーセントの環境でなくてもそれをないものねだりするのではなく、与えられたものの中で最大限努力することが大切なんだなと最近やっと気付きました。
同じ環境を与えられてもそれをどう捉えるかは人それぞれですが、自分は損ばかりしていると考えるより、自分は恵まれているな!と感じつつ日々前向きに部活動に取り組んでいきたいと思います。
今回、ないものねだりしても仕方ないという話をして参りましたが、やはり寒いものは寒いので皆さまどうかお体にお気をつけてお過ごしください。
それでは失礼いたします。
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