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しなやかな強さ[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 野崎 莉黄投稿日時:2022/02/20(日) 22:11

寒さのピークを超え春の訪れも近い日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。



法学部法律学科1年の野崎莉黄です。



2月となり、1年生ももう残り僅かとなりました。14年間通った学園の中でいわば「井の中の蛙」だった私が、右往左往しながら大学という世界に飛び込んでから、もう1年も経ったのかと思うとその時の流れの早さに驚くばかりです。



さて、怒涛の試験期間を終えてバレーのことだけを考えることのできる長期休みを迎えたわけですが、私が今1番欲しいものは「強さ」であると日々感じています。バレーの技術はもちろん、それと同じくらい精神的に強くなることの重要さを痛感する毎日です。精神の強さを持つこともまたバレーの技術向上には必要不可欠だと痛感しているからです。



「強さ」と一言で言っても、忍耐する強さ、緊張やプレッシャーの中でも自分の持つものを発揮する強さ、切り替える強さなど際限なく出てきます。



そしてそれを追い求める姿勢を感情や言葉で表現することで、自分を戒め、鼓舞しながら日々の練習に励むことも非常に意味があると思います。



とはいえ、私は「頑なに張る強さ」でなく、「しなやかな強さ」を持つこともまたとても重要だと思います。言うなれば、竹のような強さを持ちたいのです。



竹は決して派手ではないし、その強さを全面に出しているような植物ではありません。それでもその材質はしなやかで強く、様々な製品に加工出来、同時に風が吹いても簡単には倒れることはありません。



人から見えるような強さを全面に纏っているようなことはなくとも、自身の確固たる芯や想いにまっすぐに貫く強さをそれでいてその場その場の状況に素直に従えるような人でありたいと思います。



当然のことながら、バレーの技術対しても同様のことが言えます。バレーへの姿勢について他人から自分は強い人だと思われていようが、そうではなかろうが私は私の目標に向かってただひたすらに努力を重ねて参ります。たとえ自分の思い通りに出来ないことがあったとしても、その時の自分のあるべき場所だと受け止めてそこで働き自己の役割を果たしたいと強く思います。



向き合うべきことや考えるべきことの多さに、学年としてもそして個人としても今がまさに正念場といったところです。どんな状況下でも、ポッキリと折れることなく、しなやかな強さを持って立ち向かっていきたいと思います。



来週で基礎練期間も終了し、春リーグに向けてチームの歩みはさらに加速していくことと思います。プレー面はもちろん先に掲げたような自身の精神的成長でチームに貢献できるよう努力いたします。



先の見通せない毎日ではありますが、皆様お体には十分お気をつけてお過ごしください。

新たな気づき[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 富村 美祐投稿日時:2022/02/13(日) 23:23

厳しい寒さが続いておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
商学部1年の富村美祐です。

 

 

 

 

 

前回自己紹介のブログを書かせていただいてから、早くも3ヶ月が経とうとしています。
昨年11月に正式に入部させていただいてからは、バレーの基礎的なプレーについてはもちろん、1年生の仕事や審判の方法など様々なことを教えていただき、新たな環境についていくことに必死であっという間に過ぎてしまったと感じています。

 

 

 

 

 

入部して2週間経った頃から年末までは腰の痛みがあり、なかなか思うように練習に参加することができませんでした。今まで感じたことのない痛みに不安を感じることもありましたが、同じような経験をした方々がたくさん気にかけてくださり、本当に心強かったです。一緒に筋トレのメニューを考えてくださったり、練習の合間を縫ってたくさんのことをアドバイスしてくださる先輩方や同期には心から感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

このことは、基礎体力や筋力の重要さに改めて気づかされる良い機会になりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1月中旬から先週までオンラインでの活動を余儀なくされました。見通しが立たない状況の中でしたが、記念館で練習できる日を万全な状態で迎えるためのトレーニングを行いました。特に初心者の私には、ただボールに触れるだけでなく、まずはバレーボールをする上で必要な体づくりをすることの重要性を感じることができました。私にとって、このオンライントレーニング期間はとても必要な期間だったと思います。

 

 

 

 

 

Team2022の昨年の年内目標は、「脱・初心者」でした。先輩方に細かく目標を設定していただいたにも関わらず、まともに練習することができずとても申し訳ない気持ちです。もう年は明けてしまいましたが、先輩方や同期のプレーやアドバイスから日々たくさんのことを吸収して、早く脱初心者できるよう努力いたします。今後も私が部内の誰よりも引き続きこの目標を胸に刻んで練習に励みたいと思います。

 

 

 

 

 

予断を許さない状況が続いておりますが、どうか体にはお気をつけてお過ごしください。
乱文失礼いたしました。

至誠一貫[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 近重 佑奈投稿日時:2022/02/06(日) 07:24

暦の上では春となるも、未だ寒さ厳しい日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
法学部政治学科3年の近重佑奈です。

昨年末に行われた納会にて、4名の先輩方は引退となりました。新チームが始まって早3ヶ月。先週松井(政3)も書いておりましたが、執行代として部員を率いる立場になった今、改めて先輩方の偉大さを感じております。
昨年は4名の先輩方がそれぞれ異なるかたちでチームを率いてくださいました。
前主将の麻莉子さんは、上に立つキャプテンではなく、周囲を巻き込んでチームを牽引するキャプテンではなかったかと私は思います。そうした麻莉子さんの姿勢は、上級生・試合に出ているメンバーだけではなく全部員とのコミュニケーションを欠かさなかったことや、日々下級生のアフターにも付き合ってくださったことに表れていたように感じます。麻莉子さんのもとで、最後は部員全員で勝利を目指す経験をさせていただきました。
前主務、愛さんには練習内外の場で大変お世話になりました。愛さんと主務副務としてお仕事をさせていただけたことを光栄に思います。部員に対して常に優しく接するも、練習・試合では闘志を燃やす愛さんは憧れの存在でした。
また、愛さんの仕事に取り組む姿勢、多くの方々と接する姿勢を身近で見ていた1年間、とても勉強にさせていただきました。愛さんに追いつくべく精進を重ねてまいります。
静華さんには入部当初、中等部の体育館で教えていただいた経験が今でも色濃く印象に残っています。これは数々お世話になった経験のほんの一部でしかありませんが、今でも鮮明に思い出されます!(笑)
体育会に入り、右も左も分からなかった私に懇切丁寧に指導してくださりありがとうございました。Aチームにいながら、Bチームのワンプレーに対してアドバイスしてくださる静華さんの視野の広さは私も学ばねばならぬと常々思っておりました。向かいコートから声をかけてくださる静華さんに、Bチームは引っ張られていたのではないかと思います。
ジミンさんには、私個人何度も助けていただいた場面がありました。うまくいかないことがあると感情を表に出してしまう私に対し、ジミンさんはいかなる状況でも常にチームを明るく鼓舞してくださりました。そんなジミンさんを見て、私は何度も頑張ろうと思わせていただきました。今後は後輩に、チームにプラスな影響を与えられる存在になれるよう練習に臨んでまいります。


先輩方との思い出は思い返したらきりがありません。この4名の先輩方の元だったからこそ出来た経験がたくさんあります。
本当にありがとうございました。
これからは先輩方の意志を引き継ぎ、同期一同チームを盛り上げてまいります。


そして、先輩方が引退となった納会では主務を拝命いたしました。
前主務の愛さん(政4)をはじめ、数々の先輩方が築かれてきた伝統の名に恥じぬよう、精一杯鋭意努力してまいります。
本日は僭越ながら、私の2つの目標、そしてTeam2022での個人スローガンを書かせていただければと思います。

私が主務として、一部員として目指すところは「部員全員がバレーに集中できる環境づくり」と「勝つための土台づくり」の2つです。
まず前者に関して、1~4学年に至る全部員がバレーボールに集中できる環境を整えてまいりたいと思います。
練習環境を整えることはもちろんのこと、部員が伸び伸びとプレーできる場を提供したいと考えております。そのために、「誰からも意見を吸収できる存在」でありたいと思います。練習内外の場において、意見をぶつけられる存在になることで同期や後輩の考えも部に反映していく所存です。
次に目指すところは、「勝つための土台作り」です。
Team2022の目標は3部リーグでの2勝です。
この目標に対し、高い技術で、圧倒的なプレーでチームを牽引することは私にはできません。
ですが、試合での勝利の土台となる、練習に誰よりも力を入れることで間接的に勝利に携わることはできるのではないかと考えます。
Bチームを強化しAチームの脅威となること、チームの士気を上げることで日々の練習を「勝つための練習」にできるよう尽力いたします。そうすることで、チームが勝利に向かうための土台を作ってまいりたいと思います。



最後に、本日のブログのタイトルとさせていただきました、「至誠一貫」について書かせていただければと思います。
思いのほか長くなってしまいましたがあと少しお付き合いいただけますと幸いです。
Team2022における私の個人スローガンには、「至誠一貫」を設定いたしました。
至誠一貫には2つの意味があるとされています。①常に相手の立場に立ってまごころを尽くすこと、②最後まで誠意をもって、物事を貫くことの2つです。
常にチームメイトや部外の方々の立場に立ち、相手を思いやる気持ちを忘れずに行動することを心がけてまいりたいと思います。
そうすることで、先に述べた部員の意見を吸収できる存在に少しでも近づけたらと思っております。
また、2022年は同期7名にとって、私にとってラストシーズンの年になります。最後まで目標に向かって誠心誠意努力を重ねてまいりたいと思いこちらの目標を設定いたしました。
この「至誠一貫」を私のスローガンとして、一テーマとして2022年を駆け抜けてまいりたいと思います。

ここまで大それたことを書かせていただきましたが、目標に対して実情が伴っていないと感じた際には、是非叱咤していただけますと幸いです。
厳しい目で見ていただきますよう、お願い申し上げます。


今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
長文、乱文失礼いたしました。
 

 

前進[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

投稿日時:2022/01/30(日) 22:00

寒さ厳しき折、皆様においてはいかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科3年の松井南帆です。


 

12月21日の納会をもって、4年生の先輩方が引退されました。バレー経験が少ない部員もいる状況で、総勢24名のチームを率いてくださった先輩方の背中は、自分が執行代となった今、より一層大きく見えます。また、1つ下の後輩としては、Team 2021を引っ張っていただいただけでなく、何もわからなかった1年生の私たちに仕事を一から教えフォローしてくださり、一番近くで成長を見守ってくださった先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 

そして先日の納会にて、副将を拝命いたしました。私が慶應バレーボール部女子で活動する中で目の当たりにしてきた「副将像」に、自分自身は当てはまらないかもしれません。ですが、私だからこそ担える役割を見出し、金子主将を支えつつ、誰も取り残されることのない一体感のあるチームづくりに貢献していきます。
 

Team 2022の目標やスローガンについて、前回のブログを担当した金子(理3)や11月にブログを担当した近重(政3)が詳しく書いてくれているため、詳細は割愛いたしますが、定めたからにはしっかりと達成できるよう、全力で努めてまいります。


 

さて、話は変わりますが、秋から冬にかけて落ち着いたと思われた新型コロナウイルスが、再度猛威を振るっております。初めて緊急事態宣言が発令されて活動を自粛したのはつい最近のように思えますが、ブログを遡ってみるとそれはもう一昨年の話であり、気づけば2年弱の月日が経とうとしています。当時は「夏までには、長くても1年以内にはおさまるだろう」と考えており、まさかここまでのパンデミックになるとは思ってもいませんでした。


このような状況で、社会は、不本意ながら、コロナ禍で如何にうまく暮らしていくか、いわゆる”ウィズコロナ”の生活に変容しつつあります。

最近では、コロナが蔓延し始めた頃であればできなかったことや中止になっていたようなことも、オンライン化などのさまざまな工夫が施され実現可能になってきています。見えない敵に翻弄されつつも、人間の知恵と技術により、社会は着実に前に進んでいるように感じます。

 

私たちバレーボール部は現在、三度目の活動自粛を余儀なくされています。私たちの生活においても、体育館で会えないことは不本意ではありますが、皆でオンライントレーニングを行ったり、各自で(時に自分に負けそうになりながらも)ランニングをしたりすることが、すっかり定着してきました。そして、定着したからこそ、更なる工夫を凝らして成長していかなければなりません。今回の自粛では、ジャンプ力向上も兼ねた新たなランニングメニューを取り入れ、来たる活動再開に向け備えています。活動自粛を理由に立ち止まるのではなく、この状況下で少しでも前進していきたいです。


 

皆様におかれましても、何かと不便の多い日々かと思われますが、体調を崩されませぬようくれぐれもご自愛ください。

乱文にて失礼いたしました。

受け継ぐ想い・新しいチーム[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 金子 奈津実投稿日時:2022/01/23(日) 15:15

厳しい寒さが続き、朝布団から出るのに並々ならぬ覚悟が必要な時期となってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。理工学部3年の金子奈津実です。



 



 



 



1月も終わりに差し掛かり、早いもので4年生の先輩方が引退してから3ヶ月が経とうとしています。



 



総勢24人の女子バレー部を、たった4人で引っ張っていた先輩方の偉大さを再確認する日々です。



 



部室や移動の電車の中、体育館のフロアで沢山バレーについて話し、自主練にとことん付き合ってくれた4年生の先輩方。3年間、ほぼ毎日顔を合わせていた先輩方が体育館に居ないのは違和感しかなく、最初は不思議な感覚で部活をしていました。



 



右も左も分からない1年生の頃から隣でずっと面倒を見てくださっていた先輩方への想いを全てお話するのは恥ずかしいため割愛します。ただ、1番伝えたいことは、月並みにはなってしまいますが“3年間ありがとうございます”という感謝の気持ちです!!先輩方の想いを受け継ぎ、残りの1年バレーボールに全力を注ぐとここで改めて誓います。



 



 



 



 



そして先日行われた納会で来年度の主将を拝命致しました。3年前、入部しても先輩方について行くのに必死だったちんちくりんの私が主将になる日が来るとは夢にも思っていませんでした。より一層気を引き締め、頼れる主将を目指したいと思います。これまでの先輩方の想いを受け継ぎつつ、これまでとは全く違うチームを同期7人で支え合い、ケツを叩き合いながら創り上げていきたいと思います。



 



 



 



来年度のチームの定量目標は、「3部2勝」です。これはteam2020の頃から目標に掲げながらも未だ達成出来ていないものです。今年こそは必ず達成し、自分たちの力で3部残留を勝ち取りたいと考えています。そのためにも定性目標を「勝負にこだわる」と設定し、相手にも自分にも負けない強い思いを部員全員が持って練習に励んで参ります。



 



また、このように勝負にこだわりつつも「思いやり溢れるチーム」をスローガンとして掲げました。これは、日頃から支えて下さるOB・OGの先輩方、スタッフの方々、そして応援してくださる全ての方々への感謝を忘れず、相手校への礼儀を尽くすこと。そして、バレーにおいても次にボールを触る人のことを考えたプレーをすることです。思いやりを持つことで勝負にこだわれる。そんなチームを目指します。



 



 



長くなりましたが、team2022も本格的にスタートしました。今なお猛威を奮うコロナの影響で思い通りに活動ができない中、目標に向かって部員一同精進して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。



 



 



長文、乱文失礼致しました。

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