慶應義塾体育会バレーボール部女子チーム　Official Website

こんにちは！
2年の今岡里紗子です。
引き続き、福島合宿のご報告をさせて頂きます。

今回は、最終日です！

朝は、6時半にロッジの前に集合し、全員で軽くストレッチをしました。
その後、朝食までは自由な時間を与えられ、前日のトレーニングで使ったゲレンデを歩いて登ったり、周辺を散歩したり、お風呂に入ったり、各々が思い思いの時間を過ごしていました。
そして、ロッジで朝食を頂きました。ロッジの食事は、地元の食材を使っており、福島のきれいな水と空気の中で育てられた野菜はとても甘く、おいしかったです！

ロッジでお世話になった方々にご挨拶をして、体育館へ移動しました。
最初に、ヤマジータさんに教えて頂きながらストレッチをしました。普段のストレッチにいくつか加えるだけで、いつもより方が回るようになったり身体が動きやすくなったりして、とても驚きました。
その後、ボールを使って練習をしましたが、この日は個人の基礎的な練習で終えました。
最後に、再びヤマジータさんに教えて頂きながらダウンをしました。各々の身体の特徴を調べ、それを直すようにほぐすだけで身体のバランスが良くなりました！この日に教わって以来、部員同士で声を掛け合いながら練習前や後にストレッチを続けています。

体育館の付属のミーティングルームで昼食頂いて、ホテルへ戻りました。

ホテルの会議室をお借りして、ここでは1,2年生と3,4年生の2つに分かれて座りました。
最初に、キャリアカウンセラーの平田さんにお話を頂きました。
団体競技をする私たちはよく、「チーム」という言葉をよく口にし、耳にします。英語で書くと"Team"ですが、これは

"Together Each Achieve More"

だというお話を聞き、「なるほど」と思いました。つまり「チーム」とは、「共に、より成長する」ものなのです。チームを構成する一人一人の個性、つまり強みと弱みを、互いに引き出し合いながら、そして補い合いながらより強くしていくのです。この話に絡めて、各々のグループで、最強のチームをどのようにして作るか、話し合いました。
ただし、ただ話し合うだけではありません。机の上にはたくさんのカードがランダムに置いてあります。カード一枚一枚には写真が載っています。もみじの写真や子供の写真、靴の写真など様々で、中には何の写真かよく分からないものもありました。その中から、直感で好きなカードと嫌いなカードを各々選びます。そして、選んだカードと絡めながら、自分が思う自分の強みと弱みを発表していきました。互いに理解したうえで、最強のチームを作るにはどうすればいいのか、考えます。強みが強みを引き出しても良いし、強みが弱みを引き出してもいいのです。例えば、「自分の意見を言えない」という弱みは、「人の話を聞くのが得意」という強みが補う、といった具合です。
それぞれのグループが話し合って完成した最強のチーム。そこにも個人個人、あるいは学年の個性が表れていて、とても面白かったです。
各々が、自分自身のチーム内での役割を再認識し、今後のチーム形成に役立てて行けたら、と思います。

最後に、今回の合宿で感じたことの振り返り、そして、今後ホテルを建て直すにあたって「あったらいいな」と思う物や施設を思うままに挙げて、全員で共有しました。

そのままバスで猪苗代駅へ移動し、またバスに乗って東京へ帰り、今回の福島合宿を無事終えました。
今回の合宿は初めての試みで、部員も不安はありましたが、自然に触れ、福島大学さん含め協力することで、互いの距離感がより近づいたように思います。
この合宿で学んだことを生かして、約2週間後に開幕する秋リーグに向けて部員一同、精一杯努力してまいりますので、皆様ご指導、応援の程宜しくお願い致します。

以上をもって5日目、そして福島合宿のご報告とさせて頂きます。