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KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY

慶應×スポーツ=∞

投稿日時:2017/07/02(日) 22:00

7月に入り、いよいよ夏本番を迎えるところですね。一回の練習で何枚ものTシャツを消費し、ワイパーに入ってくれる後輩たちへの感謝の念を忘れずにはいられません。商学部4年の今岡里紗子です。

4年生にもなると、私を含め同期が「歳だね」という言葉を度々口にするようになりました。世間的にはまだまだ若いと思いますが、スポーツをする彼女たちにとっては、年齢の積み重ねを実感することが多いのでしょう。
 

「彼女たち」と、他人事の様な言い回しをしましたが、私は現在、女子チームのマネージャーを務めています。プレーを離れ、ある意味ではチームと一定の距離感を保つことでプレーをしていた頃よりも多くのことを見て聞いて、感じる様になりました。最後になるかもしれないこの記事で、マネージャーとしての私がこの身をもって考えたことをお伝えしたいと思います。


 

今年度に入り、体育会バレーボール部は男女ともに目まぐるしい3か月を過ごしてきました。

春リーグ。まずは、男子チームの一部復帰、本当に喜ばしかったですね。彼らの勇姿に心を打たれ、元気をもらった方も多いのではないでしょうか。2年前、一部で奮闘する姿を見ていたからこそ、4年生にとっては特別な意味をもつ「一部復帰」だっただろうと思うと、嬉しいの一言では言い表せません。一方で女子は、とても満足のいく結果ではありませんでした。新チームで臨む初めてのリーグ戦、多くのハプニングの中で何とか終えたという安堵よりも、悔しさやもどかしさ、情けなさが断然勝り、辛い1か月だったと思います。

早慶戦。男子も女子も、目標に及ばずといったところでしょうか。今年も多くの観客の方々が会場に足を運んでくださりましたが、ご期待に沿えず、非常に残念です。

東日本インカレ。女子チームにとっては、嬉しいことがありました。女子チーム史上最高のベスト16入りです。他でもない私が引いたくじ運のおかげだ、なんて威張っていましたが、この結果は紛れもなく、試合が続く中頑張ってくれたレギュラー陣、ピンチを救いチームを盛り上げてくれたベンチメンバー、朝早くからチームに尽くしてくれた下級生たちの努力の賜物です。しかし、三回戦の東北福祉大学戦では随所で慶應の弱さが露呈し、悔しい結果に終わりました。客観的に見れば、当然の結果だったかもしれません。ですが、現役部員はこの結果には満足していないと思います。
 

そして、今日。OBOG現役交流会が行われました。お忙しい中、休日に記念館に足を運んでくださったOBOGの皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

普段スポーツをしていない方も、現役部員に知り合いがおらず初めは戸惑っていた方も、最後はチームに打ち解け、笑顔で楽しそうにボールを追いかけている姿を見て、「すごいことが起きている」と思いました。慶應ならではの繋がりと、スポーツが生み出す繋がり。この二つの繋がりがかけ合わさった時、生み出されるものは無限大なのだと思います。
 

そしてこのことは、マネージャーとして春リーグ、早慶戦の運営に携わる上で、多くの方々に接してきたからこそ、余計に実感できていると思います。塾バレー部のOBOGの皆様、体育会関係者、他大学のバレーボール部。これら全ての繋がりがあってこそ、私たちは日々活動できているのです。そして身をもってこのことを学ぶことができた、それだけでもマネージャーに転向してよかったと思います。


 

夏が明けたら秋リーグが開幕します。泣いても笑っても、4年にとっては最後のリーグ戦です。どんな思いでどんな表情で臨むことになるのか、私自身も楽しみにしています。

未熟な私たちですが、今後とも温かいご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

コメント


多くのOBOGに支えられているという事を実感できた一日だったと思います。君達も卒業するとわかると思いますが、OBOGは現役を支援する事を皆、当たり前のことと思っています。ただ、仕事や家庭の関係でなかなか現役の試合等には来れない方も多いですが。それでも応援しようという気持ちは全てのOBOG共通です。それを忘れず、それに報いるためにも秋のリーグでいい結果を出しましょう。

Posted by Kazukantoku at 2017/07/05 16:17:44.872893+09 PASS:
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