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KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY 2020/4

意識の転換

 written by 倉員 里桜 投稿日時:2020/04/26(日) 20:53

うららかな春の日差しが心地よい季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。商学部2年倉員里桜です。 



新型コロナウイルスの影響により活動自粛している中、私たちは日々トレーニングを行なっております。今回のブログでは様々なメニューの中から20分間全力ダッシュを取り上げたいと思います。 







私の小中学生時代は、マラソンで自分を追い込むことの楽しさを知り長距離にはまっておりました。しかしながら歳を重ねるにつれ自分との勝負や、喘息の症状が出るのを避け自ら長距離を走ることと疎遠になり、今では苦手意識を持っております。先日の金子のブログに部員が嫌なメニューNo.1は20分全力ダッシュと書いてありましたが、私もその1人です。 





自粛期間中ある番組で箱根駅伝ランナーがハンデありで中学生と勝負する番組を拝見致しました。中学生ランナーの走り終わった後の表情は、辛そうでしたが、どこか楽しそう。そんな姿を見て、強くなるには何事も楽しんで行う事が大事と気づかされました。 





今までは 

課されているためトレーニングを行う 

トレーニング=辛い 

という思考でしたが、これからは 

目標を明確にし、意思を持ちトレーニングを行う 

トレーニング=辛い、楽しい 

と考え方を変えるだけで何倍も効果を発揮し、より良いトレーニングを行うことに意識を転換致します。 





この事を頭では理解していても、精神的の辛い時は誰しも必ず訪れます。そんな時私は、ジュニアの頃に監督から常日頃言われていた言葉を思い出し自分を奮起しております。 



「だれでも出来ることを 

さぼらず続ける 

ずっと続ける 

それがだれも出来ないことになり 

日本一につながる」 



普段ならトレーニング、練習を続けております。しかし練習が禁止されて運動が習慣づけられなくなっている中で誰でも出来る事を毎日さぼらず、こつこつと続ける事で誰にも負けない武器が生まれるのです。 



トレーニングは楽しく、監督の言葉を胸に刻み、今できる最善のことをし残りの自粛期間を過ごしたいと思います。 







そして、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます! 

法学部3年三浦先輩に引き続き、今回も新入生の皆さんへのメッセージを綴りたいと思います。 





コロナの影響により大学校舎に行けず自宅で大学生活を過ごす日々が続いており、今後の大学生活において何をするか迷っている方も多いのでは無いでしょうか。 

私自身も悩みました。もちろんバレー部に入部してから今に至るまで苦しい事、辛い事も沢山あり辞めるという選択肢も頭に浮かんだ時もありました。しかし、その何十倍も得られるものがあり、スタッフ、先輩、同期の仲間に囲まれたバレー中心の大学生活はとても充実しております。 

大学4年間は一瞬です。私自身この1年間あっという間に過ぎてゆき、気付いたら2年生になっておりました。この貴重な4年間を私たちバレー部と一緒に過ごしませんか? 





長文乱文失礼致しました。 

気づいたこと

 written by 金子 奈津実 投稿日時:2020/04/19(日) 20:43

こんにちは。コロナの影響により、春独特のうきうきわくわくな雰囲気を味わうことなく、気がつけば春リーグ開幕予定だった4月18日もすぎました。



暗い出だしとなってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。理工学部2年の金子奈津実です。



 



先日、当ホームページやSNSで発表した通り、コロナウイルスの影響により春リーグに続いて東日本インカレも中止となりました。つまり、11月から始動したチーム2020は、早慶戦や慶関戦をはさむものの、秋リーグが最初で最後の公式戦となります。私自身、コロナの影響によってここまで試合が無くなることに戸惑いを隠せません。しかし、私たちには秋リーグが残されています。そこで最高の結果が残せるよう、今出来ることを精一杯していくと改めてここで宣言しておこうと思います。



 



 



そんな私ですが、コロナによるオフの間に気づいたことがいくつかあります。



 



まず、自分の大学生活は思っていた以上に部活が中心となっていたのだということです。自分の生活から部活がなくなってみると、やることも、お腹が空くことも、夜眠くなることも無い。私は何をして生きていればいいのだ、といった具合です。(そう思っていた矢先に、トレーナーから普段の練習量と同じだけの負荷が体にかかるトレーニングメニューを課され、週5日それを行うことに奮闘する日々が始まるのですが。)私が充実した大学生活を送れているのはバレー部に入部したおかげであると気付かされました。



 



もう一つ気づいたこと。それは、バレー部という組織の絆です。私は実家が鹿児島にあり、コロナが流行した際に帰省することも出来ず一人で狭い家の中に閉じこもらなければならなくなりました。そんな中私の支えとなってくれたのは、同じく一人暮らしをしている同期や先輩、オンラインで一緒にトレーニングをする部員たち、私たち部員を心配して連絡を入れてくださる監督やトレーナーの方々の存在でした。



 



そして最後に。今更すぎるのですが、私自身バレーボールが好きだということです。〝大切なものは失って初めて気がつく〟なんて言葉がありますが、まさにその通り。体育館でバレーボールができる素晴らしさ。ただひたすらにコートにボールを落とさないように、試合に勝つために、チームメイトと集まって努力を重ねることが出来る。あんなにきつかった練習が、どれほど恵まれたものであったかを思い知らされました。



 



コロナにより失ったものは決して少なくはありません。しかし、その中で少しでもこのオフに意味を見出し、今後のバレーボールに繋げることが出来ればと思います。



 



 



 



 



 



最後に、コロナの影響で鬱々とした日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。是非皆様、トレーニングなど行って、気をまぎらわせつつ、元気にお過ごしください。オススメは20分間全力ダッシュです!



※ちなみにこちらは、部員の嫌がるトレーニングメニューNo.1となっております。(当社比)



 



 



 



長文、乱文失礼いたしました。



 

スコレー

投稿日時:2020/04/12(日) 15:00


桜の季節も終わりを告げ暖かな陽気とともに新緑の芽吹く気持ちの良い風を感じられるようになりました。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
法学部法律学科3年の三浦麻莉子です。

スコレー(schole)という言葉をご存知でしょうか。
「学校」を意味する英語のschoolの語源で、元来は「閑暇」「ひま」を意味する古代ギリシャ語です。
しかしスコレーは、たんなる余暇ではなく、精神活動や自己充実にあてることのできる
積極的な意味をもった時間、また、個人が自由または主体的に使う事を許された時間の事です。

といえば聞こえはいいですがまあ結局のところ古代ギリシア時代に暇を持て余した高貴なおじさま達が自分たちの会合をさも意味ありげに正当化するための言葉です。言い訳が上手いですよね。でもそこから自然哲学が形成されていくのだから、スコレーは世界にとって必要なものだったわけです。

ふむ、そう考えると、小学校、中学校、高等学校、全部schoolだけど
でも、大学だけはuniversity、、、大学は学校だけど学校じゃないのかなと不思議に思いました。

ここでスコレー=積極的な意味を持った時間と定義すると、
小、中、高までは親や先生から強制的に意味をもった時間にさせられます(それはこの国に教育を受けさせる義務という素晴らしいものがあるからです)。心配せずとも、スコレーを与えられるわけであります。
大学とは、いわば究極のスコレーです。しかし、待っているだけではスコレーはやってきません。自らがスコレーを創出する必要があるのです。宇宙(universe)のように無限に広がる学べる可能性と、初めて出会う人達、新しい環境、贅沢すぎる選択肢の中から自らで選びとり、意味ある時間を作り出していくのです。それはきっと、とても楽しい事です。
だから大学はschoolではないのだな、と1人勝手に合点がいって喜んでおります。

古代ギリシアの人々がスコレーから哲学を生み出したように、スコレーを経て何かを生み出すパワーが生まれたら最高だと思います。私に残された究極のスコレー期間はあと2年です。2年後の自分が「大学生活は最高で最良のスコレーだったな」と振り返る事ができるようにする事が私の大学生活における最終目標でございます。

そして四月にブログがまわってきたという事で!新歓活動を!
体育会バレーボール部女子は新入部員・マネージャーを大募集しております!!!
もしこのブログを見てくれている方が、大学生活におけるスコレーの選択肢に我が部を入れてくれたらこんなに嬉しい事はありません。私たちと一緒にバレーボールをしませんか。

終わりに、このような社会状況となり、私たちが当たり前のようにバレーボールを出来ていた環境をとても尊く思います。いつも私たちを支えて下さっているたくさんの方々に感謝し、また体育館で成長した私たちの姿をお見せできるよう部員一同励んで参ります。皆様もどうかご自愛くださいませ。

長文・乱文失礼致しました。



 

In light of the recent coronavirus pandemic.

投稿日時:2020/04/05(日) 22:04

In light of the recent coronavirus pandemic the world has been chaotic and people everywhere anxious. Never did I imagine that such an event would occur in my life where I would be part of it. It is truly scary to acknowledge that you can be exposed to the virus anywhere and anytime without you knowing. An invisible poison that lurks in the shadow and broad daylight that can catch its victims without them knowing for 2 weeks is somewhat unpresidential. It is hard to watch the news as countries around that world are struggling to find aid for people in need. However, hearing that many people are stepping up to help the need makes me feel safe that we are all in this together, and the best thing we can do is to be cautious and sensible in our actions. 

With the delay of the Tokyo Olympic being pushed back a year I feel so sorry for the athletes out there who were qualified to compete in the Olympics. As a fellow athlete, I can understand the tremendous effort they must have gone through to qualify for the Olympics and training tirelessly in the upcoming Olympic. Only to be informed a few months before that it has been delayed for another year. These athletes fight every day in their training sessions, so it must have been devastating to hear that it has been delayed. I am glad to hear that the Olympic committee had announced that the athletes that have been qualified for the 2020 Tokyo Olympic will also be qualified for next year. This is only fair and right. I had read an article about crises that have occurred in the Olympics in the past. About the change of locations in different countries and postponements. The Olympic was meant to be held in Rome in 1908. However, due to the sudden eruption from Mount Vesuvius, the Olympic had to be moved to London. In 10 months London was able to prepare for the Olympics.

Europe enters War and by the time World War I broke out in July 1914, Berlin was already preparing for the 1916 Olympics. A new stadium was also built, and an inauguration parade was held in front of the German Emperor and Prussian King Wilhelm II. The New York Times predicted in December 1914 that "the war will probably have to be canceled because of the war." Eventually, the 1916 Olympics were canceled. In 1920, the Olympics resumed in Antwerp, Belgium. At the opening ceremony, pigeons were released as a symbol of peace, and the players were sworn for the first time. After that, the Olympics were held as usual for 20 years, and in 1924 the Winter Olympics began.

The IOC honored Berlin with the 1936 Olympics. It was a symbol of Germany's defeat in World War I returning to the international community. However, the rise of Adolf Hitler and banning Jewish athletes from participating in the Olympic Games have furious many countries. The boycott of the 1936 Olympics spread to the United States, Britain, France, Sweden and elsewhere.

Despite being ruined by racist propaganda, the Berlin Olympics took place as scheduled. Later, World War II broke out and the Olympics were to be suspended for more than a decade.
 Japan was supposed to hold the Summer Olympics in Tokyo and the Winter Olympics in Sapporo in 1940. However, in 1937, the Sino-Japanese War broke out, countries suggested a boycott, war costs rose, and so on, and Japan returned the right to host the Olympics.
 The IOC again considered the change of venue with Finland and Germany as candidates and eventually decided to host it in Helsinki. By 1940, however, the Soviet Union invaded Finland and the Olympics were stopped. The war involving the world lasted until 1945, and the 1944 Olympics, which were scheduled to take place in London in summer and Italy in winter, had to be canceled.

The 2020 Tokyo Olympic has been postponed and it is the first time that the Olympics have fallen into such chaos after the war, but history has seen many confusions and crises, including boycotts, bans and volcanic eruptions.

I hope that everyone will stay safe and healthy during this difficult time. Just know that this is not forever and that the situation will clear up. So stay positive and never give up!

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