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KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY 2021/2

練習再開

 written by 岡澤 紅芽 投稿日時:2021/02/28(日) 21:33

朝晩と日中の寒暖差が大きくなり、同時に、主に目と鼻を攻撃してくる花粉が活発に飛び交う時期となりました。明日にでも静まってほしいと願うばかりです。



皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。







文学部1年、岡澤紅芽です。







2020年、最終練習日であった12月23日から66日目となった昨日、ついに体育館での活動を再開いたしました!



さっそく再開後2日間の練習を終え、かなりの高揚感に包まれている状態でこのブログを綴っているため、長文、乱文となってしまうこと、お許しください。







はじめに、体育館での練習を再開するためにご尽力いただいた、先輩方、関係者の方々に、この場をかりて心より感謝を申し上げます。







再開を向かえることができたこの嬉しさをどう表現すればお伝えする事ができるか、ひたすら考えておりました。(悩みすぎてしまい、今日、いつも乗る電車の発車ベルに気づかず目の前で乗り過ごしてしまいました。)







ひたすら悩んだ結果、言葉では表現できないという結論に至りました。



供給された感情があまりにも過剰な時、言葉(声)で表すことができず、無意識に体全体が震えだす、そういった感覚、とでも言い表しましょうか。







練習に必要なものをバッグに詰める、記念館に向かう、先輩や同期に会う、ネットを張って体育館で思いっきりバレーをする、などなど自粛期間前まで当たり前の出来事と感じてしまっていたこと全てが、楽しすぎるのです。







中でも同期に会えたことが1番の幸せでした。



しっかりした一面を持ちつつ、爆笑を誘う奇抜な一面をも持つ泉川、入部初期には決してみせなかった素を急速に現しつつある井辺、毎日連絡を取り合い、65日間笑いあってしかいなかった榎本、1年の妹的存在であるが、言葉の表現とのギャップが激しい君園、圧倒的浸透力かつみんなを盛り上げる才能を持つ光嶋、数々のオチを冷静に分析しツッコミをしてくれる高橋、全員出会って1年たっていないにもかかわらず、まさに言葉で表現できないほどの絆があると自信を持って言うことができます。







日常に溢れている幸せは目に見えないからこそ、意識されなくなっていってしまいます。当たり前として認識されていくことの怖さを覚えた一方で、一瞬一瞬を大切にしよう、そう感じることができました。







この自粛期間は部員全員に、バレーに対する情熱、そして、チーム一丸となって頑張ろうという結束をより強化なものにしてくれました。



まずは体や感覚を取り戻し、怪我に気を付け、感染対策も徹底し、この純粋な気持ちを忘れないで、「まっすぐに、ひたむきに」全力で練習に励んでまいります。改めて、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。







長文、乱文、大変失礼いたしました。

先輩の存在

 written by 榎本 莉英 投稿日時:2021/02/21(日) 00:00

気温がまだ低いとはいえ、窓から入る春めいた日差しがうれしいこの頃です。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。



法学部政治学科1年の榎本莉英です。



部員や監督、コーチに直接会えなくなって、はや2ヶ月が経とうとしております。
体感的には半年会っていないんじゃないかと思うくらい、存在の大きさを感じています。



緊急事態宣言下にある現在、我々女子バレー部は活動を自粛し、
週5回のオンライントレーニングに励んでおります。




私はこの自粛期間中、先輩の偉大さに何度も驚かされました。



本来女子バレー部は1/5より冬休みを明け、練習を開始する予定でありました。
しかし当時国内の感染状況は増加傾向にあり、自粛を決定いたしました。


緊急事態宣言が発令された1月上旬、

「練習再開はまだできない。」

そう決断し、我々部員に伝達してくださる主将。
私はその言葉を聞いた時、やり場のない思いを感じました。



数日後、ふと主将まりこさんのことを考えていました。


練習再開ができないという決して明るくないニュースを部員に打ち明ける。
その時私を含め部員の表情には、悲しさや怒り、悔しさが溢れていたと思います。

まりこさんはどんな気持ちだったのだろうか。

練習再開ができない辛さは学年関係なく皆が感じました。
しかし、部員として活動できる残された時間は異なります。

1番辛いのは3年生だ。

その事に気づいたとき、
これまで明るく声をかけてくださっていた3年生の偉大さに気づかされました。


と同時に、3年生に明るく振る舞おうとさせてしまった自分に悔しくなりました。



それから1年でミーティングを開き、明るく声を出そうと決めました。
いざ実践すると、そのちょっとした変化にまりこさんは

「1年生、明るく声を出してくれてありがとう。」

とおっしゃったのです。


私は一生頭が上がりません。


先輩を明るくしたいと思ってとった行動なのに、先輩が褒めてくださり、
私たちをさらに明るくしてくださったのです。


私たち1年の方こそ感謝の気持ちを伝えなければなりません。
3年生、2年生いつも本当にありがとうございます。




私たちはこの自粛期間、メンタルトレーニングに取り組むようになりました。
バレーボールへの向き合い方が変わり、
自粛期間以前よりチームとして一つの気持ちを共有できている自信があります。

これは副将しずかさんが毎週提案してくださる議題があるからこそ、
意義のあるトレーニングになっているのだと思います。



また、2つ前のブログで1年泉川が綴ったように
厳しいトレーニングに対して部員がモチベーションを維持できているのは、
じみんさんが明るい声かけをしてくださったり
限界突破できるようなメニューを考えてくださったりするおかげです。



そして女子バレー部が活動できるよう、
部員の見えないところで様々な機関と連携してくださっている主務まなみさん。
1年の私などでは想像もできないような責任を抱えてくださっているのだと思います。




素晴らしい3年生4人の誰かが欠けていたら、
こんなにも楽しくて毎日を彩ってくれる部活になっていないのだな、
とその絆や信頼に感動しました。



そしてこんな素晴らしい先輩の下、バレー部の一員として活動できている事、
本当に嬉しく思います。
これからも3年生の意志についていき、team2021を最高にします。



いつか私たち1年も上級生となる日が来ます。
その日までしっかりとこの偉大な背中を目に焼きつけまくりたいと思います。





長文乱文誠に失礼いたしました。

 

慶應義塾大学体育会バレーボール部女子の一員として

 written by 井辺 朝子 投稿日時:2021/02/14(日) 20:30

寒気もようやく緩み始め、梅の便りが聞かれる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。



商学部1年の井辺朝子です。



 



本日は慶應義塾大学体育会バレーボール部女子のOG会長である濱田英理子さんから、現役部員に向けてご講和を頂きました。このような貴重な機会に感謝するとともに、ここでお話の全てを紹介させていただくことは出来ませんが、慶應義塾大学の体育会に属する身として、常に心掛けなければならないことを、ブログに綴らせていただきたいと思います。



 



私たちは歴史ある慶應義塾大学の学生の一人として、また体育会バレーボール部の部員の一人として、先輩方が築き上げてきた伝統や信頼を守るべく、自身の言動や行動に誇りと責任を持たなければなりません。一人の軽率な行動が、慶應義塾大学全体のイメージ低下につながるということを各人が自覚することが大切です。



 



また大学生である私たちは、主体的に行動するチームを作る必要があります。誰かに言われたことを何も考えずに、ただこなすだけでは不十分です。主体的に行動するということは、社会的に自立するための第一歩ではないでしょうか。



 



限りある人生における、大学時代の貴重な4年間をバレーボールに捧ぐという決断をしたからには、何事にも積極的に取り組み、様々な経験を積むことで、社会で必要とされる人材になることを目指します。



 



バレーボールは一人では出来ません。チームメイトがお互いを思いやりながら、助け合うことが必要不可欠であり、また監督、コーチをはじめとする指導者やスタッフの方々、そしてOB、OGの方々で構成されている三田バレーボールクラブの皆様に支えられて、私たちの活動が成り立っているのだということを再認識いたしました。



 



新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、思い通りに活動が出来ない日々が、バレーボールが出来るありがたさや、それがどれだけ多くの人々のお力で成り立っているのかということを気付かせてくれました。これからも周囲の人々への感謝の心を決して忘れず、精進して参ります。



 



英理子さん、本日はご多忙の中、team2021のためにご尽力いただき誠にありがとうございました。僭越ながら部員を代表し感謝申し上げます。



 



何かと不便の多い毎日が続きますが、この状況が一日でも早く終息へ向かいますことと、皆様のご健康を心よりお祈りいたします。



 



長文、乱文失礼いたしました。

声出しと雰囲気づくり

 written by 泉川 茉莉 投稿日時:2021/02/06(土) 16:17

厳しい寒さも徐々に収まり、春の兆しが感じられるようになりました。緊急事態宣言の延長が決まり、いまだ予断を許さない日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

総合政策学部1年泉川茉莉です。

 

昨年9月に女子バレー部に入部してから早5ヶ月が過ぎ、新入生が入る時期も近づいてきております。1年生という立場で練習する時期も終わり、新2年生と呼ばれるようになったことで、ワクワク感と焦りの混じった責任感を感じるようになりました。私は長いバレー経験のある同期がいるなか、唯一大学でバレーを始めた立場におります。技術の習得、強化はもちろん、精神面で明るく強くエネルギーをチームにもたらせる存在になりたいと一層思う日々です。

 

そんな中での緊急事態宣言と練習の自粛。成長が止まってしまうのではないかという不安や焦りがありました。しかしこの1ヵ月、オンライントレーニングやメンタルトレーニングをする中で得た気づきや発想も多くあったことに驚いています。

 

オンライントレーニングでは、狭い室内のスペースでしているとは思えないくらい、しっかり汗をかく、そして息の上がる体幹や筋肉の強化メニューをチーム全員で行っています。遠隔のトレーニングにもかかわらず、飽きやモチベーションの低下を感じていないことが私は不思議でした。そしてこれがなぜかと考えたときに、真っ先に思いついたのが、トレーニング担当の4年生じみんさんの声かけでした。自分で実践してみるとよくわかりますが、きついトレーニングをしながら、残り時間を数えたり、チーム全体を鼓舞する事はとてもハードな仕事です。(筋トレの最中、私はぜいぜいすることが多く、声出しをする余裕がないことが大半です。)にもかかわらず、毎回エネルギッシュに、明るく、筋トレメニューをリードしてくださる先輩の存在がどれほどトレーニングの雰囲気を作っているか実感するばかりです。

 

オンライントレーニングであっても、コートを使った練習や試合であっても共通して大切なことがあると思います。この1ヵ月の自粛期間中取り組んでいるメンタルトレーニングでも取り上げられていますが、何よりも大切なのは「快い気持ちで、やらなければいけないことを高い質でこなすこと」です。もちろん、自分で自分の気持ちをコントロールすることも重要ですが、私はこのオンライントレーニング期間中、いかに1人の声かけや雰囲気作りがチームに影響するのかということを知りました。そして、新一年生を迎える時期が近づいた今、自分も、じみんさんのオンライントレーニング中の声出しで感じたように、明るいエネルギーをもたらせる存在になりたいと思います。

 

まだまだ先の見通しが立たない日々が続きますが、自粛期間中の時間を最大限有効活用してまいりたいと思います。これからもよろしくお願い致します。

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