慶應義塾体育会バレーボール部女子チーム　Official Website

こんにちは、新三年生の鹿島です。
先日は三泊四日の日吉合宿が実施され、スタッフやOG,OBの方々のご協力のおかげで収穫の多い合宿とすることができました。
本当にありがとうございました！



さて合宿明けのオフだったわけですが、ふと思い立って掃除をすることにしました。
私の部屋は妹と共有なのですが、私のエリアだけが異常な散らかりを見せており、いつも文句を言われる始末であります。
言われっぱなしというのも悔しいものですので、ここはひとつ、と気合を入れて掃除を実施いたしました。



私のエリアにおいて、ほぼ８割方を占めているのはどうやら書籍類のようです。
最初の本棚には文庫たちがわさわさと無造作に積み重ねられていましたので、とりあえず本棚からおろそうと思って、全部床に出しました。その結果がこちらです。





なんだか、本当に酷いなと思うんですがこれ一部分で、ハリーポッターのような大判本たちやら大きなサイズの画集やらが追加されまして、これくらいの塊が他にふたつできました。

これを国ごとかつ作家ごとに分けて元のおうちに戻してあげるのに半日かかりました。疲れました。
それなのに、要らない本がたった２冊しかなかったとは、一体どうしたことでしょうね。笑

しかし、本の整理は楽しいものですね。自分の生きてきた道のりを見たような気がします。
私が書物の世界を志すようになったのは、星新一の作品と出会ってからでした。死ぬまでに1001編ものショートショートを書いた星氏、私は出版されている限りのすべての作品を読みました。
整理の真っ最中に小学生のころ必死で集めた星氏の短編集がたくさん出てきて、「ああ、これが私にきっかけをくれた」などとつまらない感傷にひたってしまいました！笑


そういえば話はずれますが本の話で思い出しました。女子チームの新4年、医学部の大滝は理系なのに実は文学にとても詳しいです！
恐縮ながら年下の私を相手にしてくれ、文学のいろんな話をしてくれます。私はとても楽しいです！笑
先日の合宿中も、寮でのミーティング後、なぜか『白鯨』という作品の話になり、「わたしさあ、あれ読んでほんとに捕鯨したくなったんだよね！」と言っていました。笑
とても不思議です。私は『白鯨』を読んでも全然捕鯨したくありません。笑


こういう感じでオフを過ごしましたが、本の整理をするだけでなぜか自分の思い出や記憶の整理ができてしまうというミラクルが起こりましたので、これからは少なくともひと月に一回くらいは自分が読んだ本を振り返って整理する機会を作ろうかなと思いました！



明日からはまた練習も始まることです。リーグ戦に向けてラストスパートをかけていきたいと思います。


それではこれで終わりにさせていただきます。乱文・長文失礼いたしました。