KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY
いよいよ
投稿日時:2020/03/20(金) 14:54
三寒四温の日々が続き、春の到来を感じております。今日の練習後、体育館近くの桜の木の開花を発見し、なんだか穏やかな気持ちになりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科新四年の矢野菜奈です。
この度執筆、更新が遅れてしまったこと、誠にお詫び申し上げます。
春リーグもいよいよ目の前、練習メニューも基礎練から実践形式の練習へと様変わりし、毎日試行錯誤を繰り返しながら「チームの形」を模索しているところです。課題はまだまだ山積みではありますが、2月には上手く噛み合わなかったところも、僅からながらに日に日に改善が見られ良くなっているのを感じます。
秋学期を終え春休みに突入してから、私の生活はまさに「バレー」の一言に尽きます。
毎日クタクタになるまで練習をし、練習後にひようらで同期の友成(商4)と議論し、帰ってからも深夜までビデオを見たり、また電話で友成と話し合ったり…。
入部してから一貫してバレーが大好きで毎日全力だったことは変わりないはずなのに、こんなにもバレーに対して全身全霊を捧げて日々取り組んでいるのはやはり最上級生としての意識が関わっているのだなと思います。
とにかく試合に出たい、の一心でがむしゃらに取り組んでいた下級生の頃は正直自分のスキルアップを第一に考えていました。
今ももちろん、自分のスキルアップは必須かつ急務です。しかし、それ以上にチームのことを考えるようになりました。
その想いや努めは表には上手く現れていないかもしれませんが、友成含め他のメンバー12人全員のことを毎日考えるようになりました。
どうしたらもっと上手くなるかな、どんなことに悩んでいるのかな、どんな風にメンバーを起用したらチームが一番強くなるのかな、この子の強みはなんだろう、弱みはなんだろう、どんな風にカバーできるかな、このチームの力を最大化するにはどうしたらいいだろう、そして自分が自分の果たすべき努めや役割を遂行できているのか、と書いたらキリがないくらい頭の中は常にチームのことで一杯でした。
でも、私には足りない、決定的なものが一つありました。
それは自信です。
自信のなさから全体的に消極的な姿勢が浮き彫りになり、「四年生は友成しかいないのかと思った」と言われたこともあった程にプレーも、それ以外の存在感も薄くなっていました。
そんな中、2月末から期間限定でキャプテンを務めることになりました。
消極性や自身のなさから脱却して克己することが目的です。
人より経験が浅かったことがコンプレックスとして強くあり、それが私の自信のなさを導いていました。
しかし、その事実はどうやったって拭えません。
仮にも去年試合に出ていたのは友成と私だけであり、その内の1人である私が自信なさそうにプレーしてどうする?
技術差とは無関係に周囲に対して適切な指示ができて、エースのように点は取れなくてもリベロとして自陣にきたボールはどんなボールでも触りに行く。そんな食らいつきの姿勢が無かったのだと気づきました。
慣れないながらもキャプテンに就任してからは、より深い内省と他の部員との交流があり、ここには書ききれないほど気づくものも多くありました。
もっとも、今のチームメンバーは私の指摘や発言に対して何か特別な感情を抱くような稚拙な信頼感ではない、と思えるようになりました。
こんな大仰に申し上げてはおりますが、まだまだ模索中の日々であり未熟な姿も多くあると思います。
それでも向き合い方、姿勢、などが大きく変わった春の期間。目に見える変化が顕れるのは遅いかもしれませんが、確実に成長に繋がる端緒を掴めたような気がします。
春リーグ開幕まで残りちょうど1ヶ月。
後輩のみんな、そして同期の真由美、私について来て下さい。
そして、悔いのない最高のシーズンにしましょう。
間も無く新年度が始まりますが、チーム2020の更なる進化にご期待下さい。
長文・乱文失礼致しました。
<お知らせ>
春季リーグの開催可否についてはコロナウイルスの影響を鑑みて3/31に発表される見通しです。
一刻も早い終息と春季リーグの開催を願うばかりです。
こちらのHPおよびSNS等を通じて随時状況・変更点など発信して参ります。
アーカイブ
- 2022年3月(4)
- 2022年2月(4)
- 2022年1月(5)
- 2021年12月(4)
- 2021年11月(4)
- 2021年10月(5)
- 2021年9月(4)
- 2021年8月(5)
- 2021年7月(4)
- 2021年6月(4)
- 2021年5月(5)
- 2021年4月(4)
- 2021年3月(4)
- 2021年2月(4)
- 2021年1月(4)
- 2020年12月(4)
- 2020年11月(5)
- 2020年10月(4)
- 2020年9月(4)
- 2020年8月(5)
- 2020年7月(4)
- 2020年6月(4)
- 2020年5月(5)
- 2020年4月(4)
- 2020年3月(5)
- 2020年2月(4)
- 2020年1月(4)
- 2019年12月(5)
- 2019年11月(4)
- 2019年10月(4)
- 2019年9月(5)
- 2019年8月(4)
- 2019年7月(4)
- 2019年6月(5)
- 2019年5月(4)
- 2019年4月(4)
- 2019年3月(5)
- 2019年2月(4)
- 2019年1月(3)
- 2018年12月(4)
- 2018年11月(5)
- 2018年10月(3)
- 2018年9月(5)
- 2018年8月(4)
- 2018年7月(5)
- 2018年6月(4)
- 2018年5月(4)
- 2018年4月(5)
- 2018年3月(4)
- 2018年2月(4)
- 2018年1月(5)
- 2017年12月(4)
- 2017年11月(7)
- 2017年10月(4)
- 2017年9月(4)
- 2017年8月(4)
- 2017年7月(5)
- 2017年6月(4)
- 2017年5月(4)
- 2017年4月(5)
- 2017年3月(4)
- 2017年2月(4)
- 2017年1月(4)
- 2016年12月(4)
- 2016年11月(4)
- 2016年10月(5)
- 2016年9月(4)
- 2016年8月(4)
- 2016年7月(5)
- 2016年6月(4)
- 2016年5月(4)
- 2016年4月(4)
- 2016年3月(5)
- 2016年2月(4)
- 2016年1月(4)
- 2015年12月(4)
- 2015年11月(5)
- 2015年10月(4)
- 2015年9月(3)
- 2015年8月(3)
- 2015年7月(4)
- 2015年6月(4)
- 2015年5月(5)
- 2015年4月(4)
- 2015年3月(7)
- 2015年2月(4)
- 2015年1月(5)
- 2014年12月(4)
- 2014年11月(3)
- 2014年10月(5)
- 2014年9月(4)
- 2014年8月(4)
- 2014年7月(5)
- 2014年6月(4)
- 2014年5月(6)
- 2014年4月(4)
- 2014年3月(5)
- 2014年2月(3)
- 2014年1月(5)
- 2013年12月(5)
- 2013年11月(4)
- 2013年10月(5)
- 2013年9月(5)
- 2013年8月(9)
- 2013年7月(5)
- 2013年6月(6)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(8)
- 2013年3月(3)
- 2013年2月(5)
- 2013年1月(6)
- 2012年12月(4)
- 2012年11月(2)
- 2012年10月(3)
- 2012年9月(3)
- 2012年8月(2)
- 2012年6月(4)
- 2012年5月(3)
- 2012年4月(2)
- 2012年3月(3)
- 2012年2月(4)
- 2012年1月(4)
- 2011年12月(3)
- 2011年10月(1)
- 2011年9月(3)
- 2011年8月(3)
- 2011年7月(2)
- 2011年6月(3)
- 2011年5月(7)
- 2011年4月(12)
- 2011年3月(4)
- 2011年2月(1)
- 2011年1月(1)
- 2010年12月(2)
- 2010年11月(1)
- 2010年10月(3)
- 2010年9月(3)
- 2010年7月(1)
- 2010年6月(2)
- 2010年5月(3)
- 2010年4月(2)
コメント