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KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY 2020/6

ご無沙汰しております。

投稿日時:2020/06/29(月) 00:07

梅雨の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科4年の矢野菜奈です。

雨の日が多くなりましたが、今日は朝から眩しい太陽光が降り注ぎ、張り切って真昼にランニングをしたら死にそうになりました。今の時期はマスクも欠かせないので、限度を見極めて追い込まなければ、と反省致しました。

前回の執筆時は3月。まだコロナ禍自粛前でした。あれから3ヶ月。未曾有のウイルス流行によって、本当に目まぐるしく環境が変わりました。就活という大イベントが重なったこともあり、人生で一番激動の3ヶ月だったと思います。

初めはコロナでバレーボールができない、部員や友人、遠くにいる家族にも会えない状況が受け入れられず、目標にしていた大会も無くなって本当に滅入っていました。
ただ、今が「非常事態である」ということを認識し始めてから、徐々に思考を転換して今やれることを考えるようになりました。後輩のブログ記事にも度々心打たれ、自分も滅入ってないで頑張らないとと背中を押されました。

 

友成(商4)も述べていたように、今回はコロナによって気づかされたことを綴りたいと思います。

 

一つは、自分の生活がいかに余裕がなかったか、ということ。

自粛期間に入り、母から「なんだか表情が豊かになったね。心も穏やかになったし」と言われました。

その発言に対して、私ってそんなに日頃気を張っていたのかな?と驚きましたが、確かにそれまでの私は物理的にも精神的にも詰め込みまくって、心労がたたっていたような気がします。もはや体質なのかな、と諦めていたあらゆる慢性的な体調不良も、ストレス軽減によってか見事に改善されて健やかになりました。

また、本を読んだり、テレビを見る時間の余裕もなかったため、いかに自分が社会に目を向けれていないかも痛感しました。
何事も、やはり心身が健やかじゃなければ、いい活動はできないなと思い知らされたいい契機だったと思います。

 

もう一つ気づいたのは、父の偉大さでした。

在宅勤務をするようになってから、実家で初めて社会人としての父の姿を目の当たりにしました。

彼にとっては当たり前のようでしたが、朝7時から夜8時までPCに向かう父を見て、私たちのために何十年間もこうやって一生懸命働いてくれてたんだ、とものすごく偉大に思いました。きっと、在宅勤務が始動しなかったら一生気づけなかったかもしれないと思います。

 

緊急事態宣言も解除され、復興の兆しも見えつつありますが、感染者もまだまだ多く正直先行きはまだ見えない状況です。
しかし、活動が再開して3ヶ月ぶりに部員と対面し、バレーボールをした時にはきっとこの上ない喜びを体感すると思います。
コロナのせいで最後の年なのにバレーが満足できなかった、

ではなく

大好きな仲間と、バレーボールができることがいかに幸せなのか、いかに素晴らしい環境なのか
を噛み締めたいと思います。
特に、家族のようにずっと一緒にいた友成に、早く会いたいな、と思うばかりです!
先日、部を代表して新記念館の館内視察に赴きました。急記念館の面影もありつつ、とても綺麗で光り輝くコートを見て「早くここでバレーがしたい!」と心躍りました。活動再開が本当に楽しみです。


長文になりましたが、これからのチーム2020をどうぞ宜しくお願い致します。

 

矢野菜奈

繋がりと成長

投稿日時:2020/06/21(日) 21:37


梅雨の晴れ間の青空に、夏の到来を感じるようになりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。商学部4年の友成真由美です。

東京では4/7に発令された緊急事態宣言も解除され、一昨日には都道府県をまたぐ移動も可能になりました。感染を最小限に抑えるために、固まり閉じ込められていた時間が動き出したような感覚になります。まだ完全終息には時間がかかりそうですが、新しい生活様式を実践しながら徐々に日常が取り戻されればいいなと思っています。

この自粛期間の数ヶ月の間にたくさんの事を考えました。試合が出来ないこと、部員に会えないこと、再会してからのこと・・・

正直あまり前向きな気持ちになることは少なく、失った時間を憂うことのほうが多かったです。終息、再開の目処が立たず、引退までに試合ができるのかと悶々とした気持ちを抱えながら、日々の地道なトレーニング(割ときつい、いやかなりきつい、特にランニング)を行うことは容易ではありませんでした。


そんな中で私の心の支えになったのは3つの“繋がり”です。

まずは部員との“繋がり“
何名もの部員がブログで綴ってくれているように、週に5回オンライン上のトレーニングを自粛期間に入ってから継続して行っています。その他にも縦割り班やトレーニングメニューを考案するためにランダムに組んだメンバーで、テレビ電話も行っています。直接的に会うことはできなくても、皆と顔を合わせ、時には他愛もない話で盛り上がるこの時間が何よりも楽しく、トレーニングのモチベーション維持にも繋がっています。特に学年を超えて個人的に電話をしたり、グループ通話をしたりすることが増え、普段の練習では見られない後輩の新たな一面を発見することもできています!

次は家族との“繋がり”
数ヶ月前に実家に戻り現在家族とともに生活をしています。お盆や年末年始で戻ったときには友達と遊びに出かけることが多く、あまり家で過ごすことはありませんが、今回の帰省では久しぶりにゆっくりと家族と話が出来る(不本意ではありますが)良い機会となりました。トレーニングの後にバランスの取れた夕食が食卓に並び「お疲れさま」と声を掛けてくれる幸せすぎる日常に感謝が止まりません。何よりも超絶な反抗期を卒業して優しい好青年になっていた弟に会うことが出来たことが、この帰省で一番嬉しかったことかもしれません。

最後は“地元の繋がり“
感染者の少ない地元では一足先に様々な活動が再開され、部活動やクラブ活動も制限はあるもの動き始めています。戻ったことを友人たちに知らせると所属しているクラブチームや大学の練習に誘ってくれ何度もバレーをする機会に恵まれました。中学校の時に憧れていた先輩や、また一緒にプレーしたいと思っていた同期と再びバレーができこちらも不本意ながら、とても素敵な時間が過ごせました。また、総体が中止になり春高バレー予選の開催も不確実な中、試合があることを信じて必死に練習に励む母校の後輩にもたくさん力をもらいました。




この自粛期間、冒頭でも述べたように気分が下がることが多く失ったもの数えがちでした。
しかしこの期間で、改めてたくさんの繋がりに支えられているのだと強く実感できたのも事実です。

さらに、この時間が無ければ、バレー以外の面で部員との絆をここまで深めることはできなかったかもしれませんし、家族とこれだけゆっくり過ごせることはなかったでしょう。

地元で懐かしいメンバーでバレーをすることもないまま引退していたはずですし、何よりバレーとここまで向き合うこともなかったと思うのです。

バレーボールが出来る時間は減ってしまいましたが、それ以上にこの先の人生でプラスになるものをたくさん得られ、大きく成長できたのでは無いかと思います。(そう思いたいですね。)


とは言っても画面上では無い生身の部員にそろそろ会いたくて仕方ありません。みんなと少しでも多くの時間をコート内で過ごしたいと思う気持ちは日に日に大きくなっています。感染への不安は未だに拭えませんが、きっちりと対策を行い一日でも早く再開され皆とバレーが出来ることを心から祈っています。


大変な状況が続きますが、皆様もお体にお気を付けてお過ごしください。

長文乱文失礼しました。















 

正解のない世界

投稿日時:2020/06/14(日) 17:45

今年もまた梅雨の季節がやってまいりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
法学部政治学科3年の秋田愛です。私は外トレーニングで蚊に刺されまくられていますが、コロナには負けずに、元気にやっております!(笑)

さて、体育館での最後の練習から既に2ヶ月半が経ちました。ランニング、外トレ、リモートトレなど、メニューは盛りだくさんですが、通常の練習と比べると活動時間は短いです。更に、今まで往復2時間半かけていた通学の時間もなくなったため、その分の時間が今余っています。前回のブログで松井(政・2年)が説明してくれたように、私たちはオンライン授業を受けており、いつでも好きな時間帯に見れるので、1コマ90分という制限もなくなりました。

この余った時間をどう使うのか。
大好きなお笑いやYouTube鑑賞もしていますが、やはり時間が余る。

そこで私が始めたのは、新聞を読むことです。自分の視野を広げる良いチャンスだと思い、始めてみました。新聞ですと、ネットに掲載されているニュースを読むのとは違って、全く興味のない分野も読むようになるのです。情けないことに活字を読むことに慣れておらず、細かい部分まで丁寧に読むと数時間かかってしまいますが、大変ためになる内容ばかりです。部員のみんなにもオススメします(笑)

George Floydをはじめとする人種差別問題、香港国家安全法を巡る国同士の対立、日本でのジョブ型雇用の導入など、他にも全く理解のできないことでも頑張って読んでみています。
読み始めてみて、(まだまだ未熟な私が言えることではありませんが、、)この世の中には正解なんてないんだな、と感じました。
一つの問題に対して様々な意見が飛び交っていますが、結局誰かの意見が正しいとは断言できない。トランプ大統領は傲慢だ!という意見があっても、果たして本当にそうなのか。9月入学なんて日本社会には合わない!けどやってみないと分からないこともある。

これらは国際社会や国家レベルの話ですが、それに限らないと思います。
例えば、私たちバレー部の活動は今後どうすれば良いのか、という問いに対しても正解はないと思います。コロナの影響により、これからの活動はまだ不透明です。ですが、部員全員で話し合って、新しい考えや価値観を生み出していき、自分たちにとっての正解を作り上げていくのも一つのやり方としてありなのではないかと思います。

そんな正解のない世界に今私たちは生きていますが、不安定である反面、様々な変化が起きることに対して少しワクワクもしています。これから世の中がどう動いていくのか楽しみにし、変化をポジティブに捉えていきたいです。

最後に、新聞を読むことや勉強も勿論継続して頑張っていきますが、やっぱりバレーがしたい気持ちが強いです。そしてとにかくみんなに会いたいです。活動が再開すれば、練習の仕方には変化はあると思いますが、部員一人一人の個性、そして我々バレー部の良さは変わっていないと思います。そんなバレー部に早く会えますように。

読んで下さった皆様も体調には十分に気をつけてお過ごしください。
乱文・長文失礼いたしました。

P.S.
ありがたいことに、本日も新入生がオンライントレーニングの見学をして下さいました!
少しでもバレー部に興味のある方、リモートでトレーニングってどんな感じなんだろう?と思っている方!是非一度参加してみてはいかがですか?
こちらのカレンダーにトレーニングを行なっている時間帯を掲載しております。
Twitter、Instagramでも随時私たちの活動状況も見れるので、是非のぞいてみてください♪
ご連絡お待ちしております!

オンライン授業

投稿日時:2020/06/07(日) 10:00

梅雨入りを控えて蒸し暑い日々が続く季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科2年松井南帆です。

 

東京及び神奈川では緊急事態宣言が解除されてから約二週間が経過しました。街にも人が徐々に増えてきているのではないでしょうか。少しずつ日常が戻ってきたことに希望が見える一方で、感染者数の増加の報道を目にし、まだまだ気を引き締め、感染しない、させないために責任ある行動を取らなければならないと感じております。 

 

さて今回、私も島崎(文・2)同様にバレーボールから少し離れて、大学にとっても、私たち学生にとっても初の試みであるオンライン授業についてお話ししようと思います。

 

慶應では、春学期の授業がすべてオンラインで行われることなりました。大学が様々な工夫をしてくれているおかげで、ありがたいことに、私は登録した授業を全て不自由なく受けることができています。
 

私が所属している法学部では、オンデマンド式、つまり、教授が授業の動画やスライドをオンラインにあげて学生が期限内に視聴する方式がとられている授業が多く、出席がない、いつでも見られる、等自主性に任せられている点が多々あるように思います。融通が効く、という言い方もできるのかもしれませんが、自分を甘やかしている限り学びを得ることが難しい、そんな授業方法でもあります。


私にとって、これが顕著であるのが語学の授業です。特に中国語に関しては、いかに自分自身で負荷をかけるかが重要になっています。家で音読しなさい、と言われても確認されるわけではないですし、音声通話で行う発音の小テストや文章の暗唱は、目の前に教科書を開いておくことで楽々とこなせてしまいます。ですが、それはその場を凌ぐためだけの行為であり、今後の自分のためにはなりません。やるからには、このオンライン期間を無駄にしないように勉強を怠らず、自分を律して取り組んで参る所存です。とは述べたものの、率直に今の気持ちを申し上げますと、やはり、皆に会いたいです。クラスの皆と授業開始直前まで暗唱の課題を必死に確認し合っていた日々がこんなに恋しくなるとは思ってもいませんでした。

 

このブログを見返した時に、あぁ、コロナで授業がオンラインになった学期が懐かしい、と笑えるような明るい未来を一刻も早く迎えられますように。そんな気持ちを込めて本日のブログとさせていただきます。

 

バレーから離れた話題について書かせていただきましたが、一つ、トレーニングについて触れておきますと、4月1日から記録を始めたアプリでこれまでのランニングの総距離をみたところ、なんと今日でちょうど300kmを超えました。積み重ねは大事ですね。

 

最後になりますが、大変暑くなって参りましたので、マスク着用時もこまめな水分補給を忘れずに、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

 

長文、乱文失礼いたしました。

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