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ブログ 2021/6

半学半教[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

投稿日時:2021/06/27(日) 21:35

早いもので今年もそろそろ半分が過ぎようとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
経済学部4年の照井静華です。

昨日より3部女子の交流戦が開幕し、遂にteam2021の初試合となりました。

初日・2日目の結果は以下の通りです。
6/26(土)vs 中央大学 ●0-3
6/27(日)vs 成蹊大学 ●1-2
      vs 日本ウェルネススポーツ大学 ●1-2

冬に2度目の自粛期間を経てから4月の春リーグに向けて練習を再開したものの、試合は少しずつ延期になり、最終的には中止となった春リーグ。いつ行われるわからない試合に向けて練習を積むことは、正直困難でした。練習の組み方も然り、モチベーションの維持が何よりも大変だったように思います。
その中で交流戦ができることは大変嬉しく、また開催に向けて指揮をとってくれた秋田(政4)をはじめとする関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

2勝するという目標を掲げている以上、結果としては満足してはなりませんが、春から積み上げてきた練習の成果が節々に見られたり、コート内外で一体となって盛り上がるような場面の多い試合であったと思います。コーチの方々にご指導いただいて基礎から見直したブロックや、徹底的に本数を重ねたレシーブなどが特によく成果として現れていました。
同時に、勝ちきることの難しさにも直面しました。拮抗する相手から勝利という結果を得るには自分たちの弱みをどれだけ出さないかということが大事になってくるでしょう。再び練習でチームの弱みを見直し、来週末の3戦で「3部2勝」を達成できるよう、23人全員で上半期の集大成に臨んで参ります。


さて、ここからが本題となりますが、皆様は”半学半教”の言葉をご存知でしょうか。

これは教える側と学ぶ側が別々にあるのではなく、お互いに教えあい、 学びあい、そして啓発しあうことで深く学び、お互いを高めていくということであり、福澤諭吉はこの精神のもとに慶應義塾を設立したと言われています。

学生主体で運営していくこの部はまさにこの精神に則った部なのではないでしょうか。

ですが、この春は行き先不透明な中で、どうしたら最上級生としてうまくチームを引っ張っていけるかというようなことばかり考えていたように思います。歴代の中でも部員が多く素晴らしい個性が集まるこのチームにおいては特に、広い視野を持って、時には後輩から学び、頼ることも大事だと、この交流戦の機会に後輩からお尻を引っ叩かれて改めて気づかされたことでもあります。
慶應義塾の名のもとで活動しているからにはこの半学半教の精神を忘れず、学年関係なく共に高め合い、私自身も沢山のことを学ぶ姿勢で、今後の練習に励んでいきます。部員のみんなもこの言葉を胸に留めておいてくれたら嬉しいです。


来週末の残り3戦では、上半期の締めくくりとして精一杯成果を発揮し、秋のリーグに多くのことを繋げられるような試合にして参ります。
当日はインスダグラムでのライブ配信も予定しております。無観客試合ではありますが、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

まだまだ油断ならない日々が続きますので、皆様どうかご自愛ください。


乱文失礼いたしました。
 

信頼[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

投稿日時:2021/06/20(日) 23:27

ジメジメとした暑さが続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科4年の秋田愛です。
前回松井(政3)が書いてくれたブログを読み、「頼る」という言葉から「信頼する」について考えるようになりました。

バレーボール部女子に限らず、チームや組織において大事な要素は沢山あると思います。協調性、リーダーシップ、主体性、報・連・相などなど…どれも大事ですが、私が特に大切にしていることは「信頼」です。最上級生になってからは、特に心がけようとしています。コート外では、主務として任せられた仕事を円滑に行い、なるべく部員や関係者の皆様にはレスポンスを早めにしようと意識しています。(まだまだ至らない点は沢山ありますが汗)コート内では、6人全員が互いに信頼関係を築くことが大事です。信頼関係がなければ、譲り合ってお見合いをしたり、あるいはぶつかってしまったりして、ボールはコートに落ちてしまいます。

以前の私であれば、私が主務という役目を担って良いのか、前主務の矢野菜奈先輩のように仕事ができるのだろうか。コート内ではAチームの一員としてミドルをしっかり務められるのだろうか。私よりも違う人が出た方がいいのでは…と考えていました。今でも時々不安になってしまうこともありますが、信頼される人になるには、まずは自分自身を信頼する必要があると感じました。自分を信じて、コートに出ていないメンバーの想いをちゃんと背負い、試合に挑むこと。これが第一歩なのではないのかなと思います。

上記以外に、周りから信頼されるようになるにはどうすれば良いのか自分なりに考えてみました。コート内のことを話すと、もちろん技術は大事です。この人ならディグしてくれる!綺麗なトスを上げてくれる!決めてくれる!という感情はチームの士気を上げてくれますし、体育会である以上慶應の名を背負い、勝利を掴むことを目標としているので、技術の向上は必須です。しかし、技術だけでは周りからの信頼を得ることはできないとも思っています。

普段の練習での態度、他人との接し方、練習中や練習外でどれだけ努力しているか、チームのためにどれだけ動いているのか。

これが基本だと思っています。基本ではありますが、常にこのように行動することは身体的にも精神的にもとても労力を使うと思います。私も文章では簡単に言えていますが、実際に行動に移せているのかどうかと言いますとまだまだです。これからも自分を信頼し、仲間を信頼し、最終的には周りから信頼される人になれるよう精進してまいります。

精神的な話を長々と書いてしまいましたが、少しでも思いが伝わっていれば幸いです。

今週末は春季リーグ戦の代替試合である交流戦が控えております。感染対策は徹底しつつ、交流戦に向けて部員一同練習に励んでまいります。
まだまだ不安定な世の中ですので、皆様もくれぐれもご自愛ください。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

「頼る」ということ[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

投稿日時:2021/06/13(日) 10:00

梅雨入り前とは思えないほどの暑さが続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科3年の松井南帆です。


新型コロナウイルスが未だ猛威を振るう不安定な状況ではありますが、私たちバレーボール部女子は有難いことに週5日の練習を行うことができています。この日常を決して当たり前と思わずに、感染対策を徹底しながら練習に励んでまいります。

 

さて、話は変わりますが、皆さんは「頼る」という言葉にどのような印象を受けるでしょうか。

私はつい最近までこの言葉に良い印象は抱いていなかったし、頼ることは、苦手でした。自分のことは自分でやるべきで、私のことで人に時間を割いてもらうのは申し訳ないと思っていました。また、手元の携帯で莫大な情報にアクセスできる今日、昔に比べて一人で解決できることが増えたことも事実だと思います。ですが、最近は、人に頼ることが成長への近道になることを身に染みて感じるようになりました。

1年生だった頃の私は、基礎がなってないなかったことや最下級生だったこともあり、とても有難いことに、声に出して「頼る」ことをしなくてもたくさんの先輩方にアドバイスをいただいていました。ある意味、受け身になっていたのかもしれません。

ですが、学年が上がるにつれて、特に3年生になって、声に出して「頼る」ことをしてこそ成長できる環境にいると感じています。上級生として練習中も教える機会が増えた今、自身が成長するためには、先輩、同期、後輩にも積極的にアドバイスを求めることが重要です。実際、レシーブのフォームを見てもらったりコツを聞いてみたりすると、自分では気づかなかったクセや、意識していなかったポイントを知ることができてとてもためになります。

また、自主練も、一人でやるより誰かに声をかけて二人以上でやる方がより実践的に、効率よく練習できています。練習前後の自主練だけでなく、オフの日や変な時間帯の自主練にも、誘ってみると、乗り気で付き合ってくれる仲間もいます。とても有難いことです。

 

チームメイトにたくさん頼らせてもらっているからには、もらった指摘やアドバイスを反映させ、確実に成長に繋げて参る所存です。そして、皆に助けてもらっている分、自分自身も人から「頼られる」人になりたいです。

 

大変暑い日々が続いております。感染対策とともに、こまめな水分補給も忘れずに、くれぐれもご自愛ください。
乱文失礼いたしました。

一生懸命になれる幸せ[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 服部 桃果投稿日時:2021/06/06(日) 17:32

入梅を間近に控え、気温の上昇とともに不安定な空模様が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

法学部法律学科三年の服部桃果です。

新型コロナウイルスの影響により、当たり前だった生活が変化してから早一年が経ちました。練習時間を短縮せざるを得なくなったうえ、大会が中止となり、また、プライベートに関しても会食や外出が制限されるなど、何かと暗くなりがちな出来事が続いております。しかし、そんな状況だからこそ自分と向き合う時間が増え、気付けたこともありました。

ちょうど日本で新型コロナウイルスが流行し始めた頃、何をやってもうまくいかず、頑張ることすらもやめてしまいたいと感じていた時期がありました。そんな気持ちのまま、活動自粛に。初めのころは、バレーボールがしたいという気持ちのほかに、心のどこかでほっとした気持ちがあって、このまま実家にいたほうが幸せなのではと思い込んでいました。しかし、そんなことはありませんでした。あんなに望んでいた心の休暇だったはずなのに、なぜか張り合いがなく、気が付いたら、オンラインでのトレーニングと外トレが楽しみに。決して筋トレやランニングが好きなわけではないけれど、これをがんばったらバレーがうまくなるかもと一生懸命になっている時が一番充実していることに気が付きました。

現在私たちは、ありがたいことに、日々の練習を通して一生懸命になる機会をいただいておりますが、新型コロナウイルスの影響によって行動が制限されている現状において、何かに打ち込むというのはなかなか難しいように思います。試合が延期になったことによってモチベーションが下がり気味になったり、自分のできないことばかりが目について落ちこんだり、毎日練習していれば暗くなることもありますが、そんな時こそ、本気で一生懸命になれることがあって、それをみんなで共有できているということ自体が幸せなんだということを思い出せたらいいなと思います。限られた時間ではありますが、こうして大好きな仲間と大好きなバレーボールに打ち込めることに感謝し、一本一本を大切に精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

乱文失礼いたしました。

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