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ブログ 光嶋 七海さんが書いた記事

「信じる」[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 光嶋 七海投稿日時:2021/10/03(日) 22:00

残暑が続き、日中は未だ半袖の出番が多い一方で、朝晩の肌寒さとイチョウ並木に落ちる銀杏の数々に、夏から秋へと季節が移り変わる気配を感じます。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

法学部法律学科2年の光嶋七海です。


本日、秋季リーグ戦2戦目が開催されました。戦績は以下の通りです。
対 淑徳大学 0-3


残念ながら白星を飾ることは出来ませんでしたが、慶應らしい粘り強いプレーが随所に現れ、相手をリードする場面も多く見られた試合でした。


本リーグ戦がTeam2021にとって初の公式戦であり、春の交流戦とはまた違った緊張感のもと試合が行われています。
1カ月にわたる長期戦となり、毎週のように試合が行われるため、次の試合までの短期間でいかに課題を改善し戦略を練られるか、そして気持ちの面でいかに切り替えを早くするかが非常に重要になると感じます。



最近読んだ本で、元全日本代表セッターの竹下佳江さん著の「セッター思考」という本があります。その一節に、

 

“「仲間を信じる」と決めた自分を信じる
 たとえ失敗したとしても、後悔を残さないために”

 

竹下佳江「セッター思考 人と人をつなぐ技術を磨く」,株式会社PHP研究所,2015年6月,p180-182 より引用


という記述があります。
瞬時の判断が求められるバレーボールにおいて、誰にトスを上げるか、どこにスパイクを打つかなど、プレーヤー自身がコートの中で判断しなければならない。そこに迷いが生じると、“一瞬の判断”が遅れ相手にチャンスを与えることになる。その迷いを少なくするためには、自分たちを信じるしかない、そう思って彼女は現役時代にプレーしてきたそうです。
「自分を信じてよかった」と振り返るプレーとして、“世界初”となる「バックブロード」を本番の試合で決めた時のことを挙げ、たとえ十分に練習ができなかった状況でも、「自分なら上げられる」「彼女なら打てる」と信じ、互いに同じ気持ちでいたからこそ成功した、と振り返っています。


“自分を信じて出した決断なら、たとえ失敗したとしても後悔は残らない”という彼女の考え方は、試合期の今だからこそ非常に大切になると感じます。
試合中自分以外を要因に決断をすると、そこに対する言い訳や逃げ道が出来てしまい、最終的に自分の中で納得のいくプレーは出来ません。しかし、自分や仲間を信じて決断した1本であれば、「ああすれば良かった」とあとから悔やむことも無くなるし、失敗したとしても次への切り替えがスムーズに行えると思います。
そしてそれはプレーだけではなく、外からの声掛けやサポートなどにおいても同様です。コートでプレーするしない関係なく、与えられた自分の役割を認識し、仲間を信じて全うすることで、全員が納得して悔いなく戦いきることが出来るのではないかと思います。




Team2021初の公式戦、無観客での開催ではありますが、インスタグラムのライブ視聴などで応援してくださっている保護者や関係者の皆様の声援が力になっております。
目標である3部2勝に向け、コートに立つ選手だけでなく、ベンチやその周りでサポートするメンバーやスタッフ全員が一丸となって、残りの試合も全力で戦ってまいります。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。








長文、乱文失礼いたしました。

 

気づきの力と仲間の大切さ[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 光嶋 七海投稿日時:2021/03/14(日) 00:00

西日本より徐々に桜の開花が宣言され、日中の暖かさからも春の訪れを感じる時期となってまいりました。

皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。



法学部法律学科1年の光嶋七海です。



現在、オンライン上ではありますが、新歓活動が本格的にスタートし始めております。
SNSを頼りに必死に情報収集していたあの時からもう1年が経つのかと、時の流れの速さに驚くとともに、先輩として後輩を迎えるために準備をしていかなければ、と少しの焦りも感じています。



また現在は春休みということもあって、普段より長い時間を部員と共に過ごすことが出来ております。

2週間ほど前に、久々に活動が再開できた喜びも相まって、こんな素敵な仲間に出会えて、本当に部活に入ってよかったと、最近では毎日のように思っています。


まだ入部してから半年も経っていないという事実を忘れてしまいそうになるほど、今や私の中で部活やチームの仲間の存在はとても大きくなっています。

大学に入学した頃の自分には決して想像もつかなかったことです。

そんな風に思わせてくれるほど、自分のことを自然な雰囲気で迎え入れてくださった先輩方や同期には感謝してもしきれない思いでいっぱいです。

そして勇気を出して部活に入ると決めた半年前の自分を褒めてあげたいと思います。




さらに、現在は活動の一環として、Instagramにおける部の公式アカウントより、今年度入部したメンバーの紹介を行っております。
同期の中で1人に対し1人担当を決め、他己紹介という形で、その部員の性格や特徴、私生活における意外な一面などを綴るのですが、書きたいことが山ほどあり、どの部分を抽出すべきか迷っているところであります。


まるでもう何年も一緒にいるかのような空気感を醸し出す同期ですが、改めて一人ひとり観察してみると、細かなしぐさやクセなど「そういえばよくこうしているな」と思うことも多々あり、まだまだ新しく知ることが沢山あるんだと気づかされます。



チームスポーツにおいて、このように仲間のことをよく知り、普段との違いや異変など、細かな部分に気づく力というのは、プレー面でも精神面でも、チームにとってとても重要なことであると思います。


今も先輩方が積極的にコミュニケーションを取ってくださり、部員一人ひとりのことをよく見てくださっていると感じられるからこそ、後輩の私たちが純粋に楽しんでプレーが出来ているんだと実感しております。


1人ではできないスポーツだからこそ、仲間の存在の大切さを感じ、先輩方のように、チームのために自分のことだけではなく周りを見ることも意識していきたいと感じました。






緊急事態宣言が延長され、まだまだ気を緩めることの出来ない日々が続いております。

春リーグに向けた練習期間は決して十分であるとは言えませんが、このような状況下で仲間と集い、バレーが出来ることに感謝し、一日一日を大切に活動していきたいと思います。
そして、それと同時に、コーチの方々に指導していただけるという環境にも感謝し、これからも努力し続けていきたいと思います。



精一杯頑張ってまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。






長文、乱文失礼いたしました。

 

体力測定[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 光嶋 七海投稿日時:2020/12/06(日) 08:00

12月に入り、吹き抜ける風が一層冷たく、すれ違う人々の服装が次第に冬らしく変化してきております。

部内においても、ベンチコートが欠かせない存在となってきました。




皆様いかがお過ごしでしょうか。





法学部法律学科1年の光嶋七海です。





さて本格的に新チームが始動し、早くも1週間近くが経過いたしました。


現在は冬の期間として、筋力・体力トレーニング、基礎的な技術の練習を主に行っております。



その一環で、先日体力測定を行いました。

項目は、開脚、前屈、指高、最高到達点、ジャンプ力、遠投、アジリティ等々。



こうして自分の能力を数値化して見てみると、改めて先輩方や同期との差を痛感するとともに、
体力的にも技術的にも早く仲間に追いつかなくては、と焦る気持ちがいたします。



ですが、体力や技術というものは一朝一夕に身につくものではなく、日々の努力の賜物であると、
今までの部活動の経験からも実感しております。



そのため、この冬の期間で継続したトレーニングを行い、心身共に強化し、
この先少しでもチームに必要とされるような存在になれるよう、努力してまいりたいと思っております。







新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがきかない中、こうして仲間と共にバレーボールが出来ることに感謝しながら、
精一杯活動を続けていきたいと思っております。



これからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。








長文、乱文失礼いたしました。






 

はじめまして。[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 光嶋 七海投稿日時:2020/11/06(金) 00:18

初めまして。


先日入部させていただきました、法学部法律学科1年の光嶋七海です。

この場を借りて簡単ながら自己紹介をさせていただきます。




私は小学校からバレーボールを始め、中高では部活にも所属していたため、プレー歴は10年ほどになります。


中高の大半はセッターとしてプレーしていました。一番多くボールに触れるポジションだからこそ、調子の良し悪しが試合の勝敗に響き、自分の至らなさでチームに迷惑をかけてしまうという経験を何度もしました。責任あるポジションを任され、プレッシャーと戦いながら、チームのため仲間のために勝利に貢献したいと必死に練習する中で、初めのうちは納得のいくプレーがなかなか出来ず、毎日のように悔し涙を流し、悩みながら日々トスを上げていたのを覚えています。セッターというポジションを辞めたくなりそうになりながらも、やはりチームが勝利すると、どんなに辛くても努力をすれば結果は必ずついてくるんだと自信を持つことができ、技術的にも精神的にも大きく成長の出来た時期であったと実感しております。





中高でたくさんの貴重な経験ができ、部活動としてバレーボールをするのは高校までで終わりにしようと思い、他のサークル等に加入することを検討したりもしていました。しかし友達に勧められ、勇気を出して体験に参加してみると、高校までとはまた違ったレベルの高さ、さらには一人一人の練習に対する姿勢に感銘を受けると同時に、本気でバレーボールと向き合っていた頃の楽しさを思い出しました。そして日に日にもう一度その楽しさを味わいたいと強く思うようになり、大学はそれが出来る最後のチャンスであると確信したため、入部を決断致しました。






久々に体を動かし、まだまだ全身に筋肉痛が残るところではありますが、早くボール感覚を取り戻し、体力技術共に先輩方や同期に追いつくことが出来るよう、日々精進してまいりたいと思います。そして慶應義塾体育会バレーボール部の一員として誇りを持ちながら、一球一球全力でプレーしたいと思います。








最後になりましたが、温かく入部を受け入れてくださった先生方や部員の皆様に感謝を申し上げます。

これからどうぞよろしくお願い致します。




長文、乱文失礼いたしました。
 

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