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ブログ 佐々木 怜さんが書いた記事

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伝統の一戦[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 佐々木 怜投稿日時:2021/11/07(日) 20:21

毎日のように見る記念館の前の銀杏並木が鮮やかな黄色に色づく季節となりました。
皆様いかかがお過ごしでしょうか。 
三年文学部 佐々木怜です。


本日11月7日は、弊部の歴史の中でも記念すべき、特別な日となりました。
早稲田から、32年ぶりにセットを取った日です。
そして同時に、三浦主将率いるTEAM2021で迎える最後の試合の日です。


本日、第85回早慶戦が日吉記念館で開催されました。
新型コロナの影響で昨年に引き続き男女別開催となりましたが、制限はあるものの観客の方々を招き、両学の応援指導部の応援のもと試合を行うことができました。
この試合を開催するにあたってご尽力いただいた、全ての方々に感謝申し上げます。


結果はフルセットの末、セットカウント2-3で本塾の負けとなりました。
早稲田に勝利することは叶いませんでしたが、慶應バレー部が早稲田にセットを取ったのは1989年から32年ぶりの快挙です。


観客席からの応援や応援指導部の演奏が響き渡り、相当な熱気が会場を包み込む中、ベンチにいた私自身、確かにコート内外の部員、スタッフ全員が一つになる感覚を覚えました。
4年生の先輩方と少しでも長くバレーをしたい、TEAM2021が終わってほしくないという全員の思いが、今日の素晴らしい一戦を作りあげることができたのだと思います。


一か月にわたるリーグ戦を戦い抜き、チームとして最高の完成度の状態で4年生の最後の試合を迎えることができました。
私たちが一年生の時から一番近くで見てくださり目をかけてくださった一個上の先輩方の背中は、かっこいいとか、優しいとか、頼もしいとかの一言で表すことができません。
この場を借りて、心の底から、感謝の気持ちと、お疲れ様を伝えさせていただきたいと思います。


正直もう少しだけ、思い出に浸りたいところではありますが、
次の練習から、もう4年生の先輩方はいません。
私たちの代、TEAM2022としての一年が始まります。
私も最高学年の一人として、チーム内でどのような役割を果たしていかなければならないのか考え、そして実行していかなければなりません。


楽しいだけの一年にはならないと思っています。
私自身、バレーボールの技術力はもちろん、組織内での視野の広さや四年生としての統率力など、足りないことだらけです。
先輩たちとの一年間をただの素敵な思い出にするだけではなく、常に努力する姿勢を忘れずに自分の成長の糧にしていきたいと思います。


最後にもう一度、四年生の先輩方、本当にありがとうございました。


乱文失礼いたしました。

 

日常に感謝[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 佐々木 怜投稿日時:2021/05/23(日) 21:55

例年よりも一足早い梅雨の訪れで初夏の日差しが恋しい今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


文学部三年の佐々木怜です。
五人の一年生のフレッシュで可愛らしい挨拶が続いた後で恐縮ですが、今週のブログを担当させていただきます。


新学期が始まってもうすぐ2か月。
私たちTeam2021は念入りな感染対策を行いつつ、元気に週5回の練習に励んでおります!


つい先日、不透明だった春リーグの詳細がようやく決定し、いよいよ来週から本格的に試合前の調整に入っていきます。
まさかの緊急事態宣言の発令により、練習時間が短くなるばかりか、いつになったら春リーグが開催されるのかという不安もあった2か月でした。


そんな中、私が心に留めていたキーワードは「感謝」です。
チームメイト全員が健康で、そして体育館に集まってバレーボールができている今の日常は決して当たり前ではありません。
ちょうど一年前のこの時期は自粛期間真っ只中でした。
ZOOMでのトレーニングや各自でのランニングを行っていた当時の日々を思い出すと、今がどれだけ恵まれているのか、そして感謝の気持ちを忘れてはいけないということをしみじみと痛感します。


ところで、5月は誕生日の部員が何人かおり、例年通り皆で体育館でお祝いをしたのですが、
去年は画面上でのお祝いだったうえにプレゼントも渡せなかったことを思い出すと、なんだか感慨にふけってしまいました。


話は戻りますが、この2か月間は練習よりも取り出し練習を重点的に行い、レギュラーメンバーかどうかに関係なく、全員が自分のスキルを磨くことに特化できる期間になったことも確かです。
新しく一年生も加わり、部員は総勢23名。若いパワーも借りて盛り上げながら(笑)、全員が春休みよりもレベルアップした状態であと一か月、ずっと目標であった三部二勝を勝ち取るために春リーグまで突っ走っていきます!


これからもご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

乱文失礼いたしました。

自粛期間で得られたもの[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 佐々木 怜投稿日時:2020/08/16(日) 10:41

真夏の厳しい酷暑が続く毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
文学部二年の佐々木怜です。


前回ブログを担当させて頂いた時は五月の活動自粛期間真っ只中で、例の20分ランニングへの愚痴をこぼしていたことを思い出します。
時が過ぎるのは本当にあっという間で、もう八月のお盆。あの日々とは打って変わり、今は新記念館で練習に明け暮れる毎日です。
例年とは全く違う夏で、何をするにしても感染対策が必須となっている世の中ですが、そんな状況下でも毎日バレーボールができるというのは本当にありがたい環境なのだと実感しております。


さて、弊部が活動を再開してから一か月半が経とうとしていますが、私自身、三か月の自粛期間を経たことで得ることができたものがあることに気づかされています。

まず一つ目がトレーニングの重要性です。
自粛前は全体練習の他のトレーニングについては、言われたことをこなすだけであまり重要性を理解していなかったように思います。自粛期間に、色々なトレーニングメニューを他の部員と話し合い、どこの筋肉を鍛えるべきなのか、どのようなやり方が効果的なのかという学びを得る機会がありました。特に練習が再開してから自分の弱い部分が顕在化してきたので、自主的なトレーニングを習慣化することができています。やっとついた習慣なので、すぐに結果を求めるのではなく、継続を第一に日々励んでいく所存です。

二つ目が、食事の重要性です。
恥ずかしながら私は自粛期間の最初の方に大変乱れた食生活を送っていたのですが、衝撃の体重を記録してしまったことから一念発起し、お菓子やジャンクフードをやめ、和食などのバランスのよい食事を心がけるようにしました。今までは「運動しているから」と考えて、わりと常に好きなものを食べていたのですが、食事を改善してからの身体の変化から、食べる量ではなく質が大事なのだということを思い知っています。体調や便通、お肌の調子もすこぶる良好です。


辛く長い自粛期間でしたが、当たり前のことができていなかった私の生活習慣を叩き直し、よい習慣を身につけさせてくれた期間と捉えることにしています。
肝心のバレーボールに関しては、自粛期間前の自分と比べてしまい上手くいかないことが続いております。
今の自分としっかりと向き合うこと、言葉にするのは簡単なのですが、これが一番難しいです。
「結果が出せる」練習を意識して、毎日少しずつでも変われるよう努力して参る所存です。

四年生の先輩とバレーボールができる最後の夏です。秋のリーグ戦も刻一刻と近づいています。
一回一回の練習を大切にして、実りのある夏にしていきたいと思います。


長文、乱文失礼いたしました。

こんな状況でも[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 佐々木 怜投稿日時:2020/05/03(日) 01:10

 突然の日差しと陽気、ぬるいような夜風に懐かしい夏の匂いを感じる季節となりました。
もう五月なんですね。

 

文学部二年の佐々木怜です。

 

 

新型コロナの感染防止のため弊部の練習が自粛となってから、丸一か月以上が過ぎました。
今回は、この自粛期間中に腐りかけた私のメンタルと、そんな中でも前向きになれたある記事について書かせていただこうと思います。拙い文章をお許しください。

 

 
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月下旬、いつも通り練習を終え体育館の端っこで同期とくだらない話で笑い転げていたら、春リーグ中止が発表されました。 新チームが発足してから、チームの軸といってもよかった春リーグという大きな目標が無くなり、虚無感どころではありませんでした。今まで何のために練習してたんだよ!という悔しさや、誰が悪いわけでもない状況にやり場のない怒りを覚えました。

 

でもそんなアグレッシブな感情も長続きはせず、最初の何日かはトレーナーに課された週5のトレーニングをおとなしくやっていました。その時はせいぜい十日くらいの長めのオフ、なんて思っていたので。


その後、今に至るまでの状況はお察しのとおりです。
緊急事態宣言の発令、どんどん深刻になっていく感染者数や報道、それに重なるように東日本インカレ中止と早慶戦延期が決定、当然練習再開の目処は立たず。
決められたトレーニングや走り込みでどんなに辛い思いをしても、確実にバレーは下手になっていくという信じられないくらい最悪な状況。しかもいつまで続くか分からない。

私は九月に入部したので、同期が既に去年経験している行事の数々をこれから初めて経験する予定でした。それも次々消えていき、焦りというか悲しみというか。

筋トレは無駄にならないと頭では分かっていても、きついもんはきついし、バレーはできないし、学校は始まらないし、もう、本当に、ランニングが、嫌い。(このランニングがどんな曲者なのかは他の部員もブログに綴っている通りです。)

 

 

ネガティブ全開の前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
ここまで腐った情けないメンタルの私ですが、なんと驚くことに、サボらずトレーニングを続けられています。こんな状況でも一緒にトレーニングをしたり、愚痴を吐き出して笑い合える場を作ってくれている同期や先輩がいるからです。
そんな先輩の一人、友成主将(通称まゆみさん)が、とある記事を紹介してくれました。

陸上の元オリンピック選手、為末大氏のインタビュー記事でした。「夜と霧」という、第二次世界大戦中ナチスの占領下にあった強制収容所の中の人間を記録した一冊があるそうで、それにまつわる話がとても印象的だったので簡単に紹介させていただきます。

その収容所内では、クリスマスの翌日に多くの自殺者が出たそうです。何の根拠も無いのに、クリスマスには何かしらの恩恵があって自分たちは解放されると信じていた方々が、結局何も起こらなかった現実に絶望して大勢亡くなったそうです。記事の中で為末氏はこうまとめています。「私が学んだことは、根拠の無い希望は抱かず、日々の中で淡々とルーティンを繰り返していくことです。」「一番切り替えなければいけないことは、未来からの逆算ではなく、いつかトンネルを抜ける時まで今日できることを積み重ねること。無理やり緊張感を(中略)保っていくことは難しい」

いつ来るか分からない終わりを見据えて嘆くよりは、少しでも今日できることを仲間の皆と淡々とこなしていこう、私だけじゃないしなぁ。って、久しぶりに前向きな気持ちが芽生えた気がました。
改めて仲間の皆に感謝です。そしてやっぱりまゆみさんはすごい人です。
 

また、このブログを書きながらハーゲンダッツの期間限定ロイヤルジャスミンティー味を食べていたのですが、本当に美味しいのでお勧めいたします。きっと皆様のおうち時間も、より一層充実することと思います。
 

最後に一つ、明るいニュースを報告させていただきます。
なんと新入生が一人、入部を決めてくれました!こんな状況下でも入部を決断してくれた彼女に、部員一同感謝と嬉しい気持ちでいっぱいです。新しい仲間も一緒に、また皆で体育館でバレーボールができる日が一層楽しみです。
まだまだ選手、スタッフ問わず新入部員大募集中です! お気軽にご連絡ください!


長文、乱文失礼いたしました。

 

いよいよ[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 佐々木 怜投稿日時:2020/02/02(日) 22:13

ついこのまえに年が明けたと思いきや、もの凄い勢いで2月がやって来て困惑しています。

寒暖差の激しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 



文学部1年の佐々木怜です。

 



テスト期間もほとんど終わりに差しかかり、部員のほとんどがいよいよ春休みに突入致しました。

私などの1年生にとっては、初めて経験する大学の長い長い春休みとなります。

年明けのオフや試験期間が続いた1月とはうってかわり、バレーボールに専念できる怒涛の2ヶ月となりそうです。

技術面、精神面共に最大限に成長できるよう、より一層気を引き締めて日々練習に励んで参ります。

 



さて、このような節目を迎える中、私たちチームは本日、春リーグまでを見据えた全体ミーティングを行いました。

2月のチームの目標は、「個々の技術の向上」です。

バレーボールはチーム競技ではありますが、前提としてレシーバー、セッター、スパイカー、そしてブロッカーの個々の要素のレベルが高くなければ6人がコートに揃っても最高のパフォーマンスは出せません。

6人で連携をとる練習をする前段階として、今は部員それぞれのスキルを磨く。

体力づくりと並行して、基礎を徹底して叩き込む。

いかに自分の納得できるプレーを追求できるか、トレーニングで自分を追い込めるか、

自分との闘いの2月です。

 



また、青木監督をはじめとして、毎日数名のOB、OGの方々がご指導に来てくださっています。

このチームは現役のチームメイトだけの支えで成り立っているのではないということを日々痛感しております。美味しい差し入れにも感謝しかありません!練習後、部員皆で頬張っております。

 



長文、乱文失礼致しました。



今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

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