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ブログ 近重 佑奈さんが書いた記事

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至誠一貫[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 近重 佑奈投稿日時:2022/02/06(日) 07:24

暦の上では春となるも、未だ寒さ厳しい日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
法学部政治学科3年の近重佑奈です。

昨年末に行われた納会にて、4名の先輩方は引退となりました。新チームが始まって早3ヶ月。先週松井(政3)も書いておりましたが、執行代として部員を率いる立場になった今、改めて先輩方の偉大さを感じております。
昨年は4名の先輩方がそれぞれ異なるかたちでチームを率いてくださいました。
前主将の麻莉子さんは、上に立つキャプテンではなく、周囲を巻き込んでチームを牽引するキャプテンではなかったかと私は思います。そうした麻莉子さんの姿勢は、上級生・試合に出ているメンバーだけではなく全部員とのコミュニケーションを欠かさなかったことや、日々下級生のアフターにも付き合ってくださったことに表れていたように感じます。麻莉子さんのもとで、最後は部員全員で勝利を目指す経験をさせていただきました。
前主務、愛さんには練習内外の場で大変お世話になりました。愛さんと主務副務としてお仕事をさせていただけたことを光栄に思います。部員に対して常に優しく接するも、練習・試合では闘志を燃やす愛さんは憧れの存在でした。
また、愛さんの仕事に取り組む姿勢、多くの方々と接する姿勢を身近で見ていた1年間、とても勉強にさせていただきました。愛さんに追いつくべく精進を重ねてまいります。
静華さんには入部当初、中等部の体育館で教えていただいた経験が今でも色濃く印象に残っています。これは数々お世話になった経験のほんの一部でしかありませんが、今でも鮮明に思い出されます!(笑)
体育会に入り、右も左も分からなかった私に懇切丁寧に指導してくださりありがとうございました。Aチームにいながら、Bチームのワンプレーに対してアドバイスしてくださる静華さんの視野の広さは私も学ばねばならぬと常々思っておりました。向かいコートから声をかけてくださる静華さんに、Bチームは引っ張られていたのではないかと思います。
ジミンさんには、私個人何度も助けていただいた場面がありました。うまくいかないことがあると感情を表に出してしまう私に対し、ジミンさんはいかなる状況でも常にチームを明るく鼓舞してくださりました。そんなジミンさんを見て、私は何度も頑張ろうと思わせていただきました。今後は後輩に、チームにプラスな影響を与えられる存在になれるよう練習に臨んでまいります。


先輩方との思い出は思い返したらきりがありません。この4名の先輩方の元だったからこそ出来た経験がたくさんあります。
本当にありがとうございました。
これからは先輩方の意志を引き継ぎ、同期一同チームを盛り上げてまいります。


そして、先輩方が引退となった納会では主務を拝命いたしました。
前主務の愛さん(政4)をはじめ、数々の先輩方が築かれてきた伝統の名に恥じぬよう、精一杯鋭意努力してまいります。
本日は僭越ながら、私の2つの目標、そしてTeam2022での個人スローガンを書かせていただければと思います。

私が主務として、一部員として目指すところは「部員全員がバレーに集中できる環境づくり」と「勝つための土台づくり」の2つです。
まず前者に関して、1~4学年に至る全部員がバレーボールに集中できる環境を整えてまいりたいと思います。
練習環境を整えることはもちろんのこと、部員が伸び伸びとプレーできる場を提供したいと考えております。そのために、「誰からも意見を吸収できる存在」でありたいと思います。練習内外の場において、意見をぶつけられる存在になることで同期や後輩の考えも部に反映していく所存です。
次に目指すところは、「勝つための土台作り」です。
Team2022の目標は3部リーグでの2勝です。
この目標に対し、高い技術で、圧倒的なプレーでチームを牽引することは私にはできません。
ですが、試合での勝利の土台となる、練習に誰よりも力を入れることで間接的に勝利に携わることはできるのではないかと考えます。
Bチームを強化しAチームの脅威となること、チームの士気を上げることで日々の練習を「勝つための練習」にできるよう尽力いたします。そうすることで、チームが勝利に向かうための土台を作ってまいりたいと思います。



最後に、本日のブログのタイトルとさせていただきました、「至誠一貫」について書かせていただければと思います。
思いのほか長くなってしまいましたがあと少しお付き合いいただけますと幸いです。
Team2022における私の個人スローガンには、「至誠一貫」を設定いたしました。
至誠一貫には2つの意味があるとされています。①常に相手の立場に立ってまごころを尽くすこと、②最後まで誠意をもって、物事を貫くことの2つです。
常にチームメイトや部外の方々の立場に立ち、相手を思いやる気持ちを忘れずに行動することを心がけてまいりたいと思います。
そうすることで、先に述べた部員の意見を吸収できる存在に少しでも近づけたらと思っております。
また、2022年は同期7名にとって、私にとってラストシーズンの年になります。最後まで目標に向かって誠心誠意努力を重ねてまいりたいと思いこちらの目標を設定いたしました。
この「至誠一貫」を私のスローガンとして、一テーマとして2022年を駆け抜けてまいりたいと思います。

ここまで大それたことを書かせていただきましたが、目標に対して実情が伴っていないと感じた際には、是非叱咤していただけますと幸いです。
厳しい目で見ていただきますよう、お願い申し上げます。


今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
長文、乱文失礼いたしました。
 

 

覚悟[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 近重 佑奈投稿日時:2021/11/14(日) 17:50

秋深まるなか、気づけば日足もすっかり短くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
法学部政治学科3年、近重佑奈です。

先週7日に行われた早慶戦は、team2021が臨む最後の試合となりました。
多くの方々のご尽力もあり、新記念館では初となる有観客での開催が実現いたしました。
先輩方の現役最後となる試合を多くの方々に見ていただけたこと、何よりも嬉しく思います。
大歓声の中、チームメイトがコートでスパイクを決めるたび、長いラリーを制するたび、3セット目の雰囲気が変わった相手に対しても食らいつくたび、無理かと思ったボールに飛び込むたび、その一瞬一瞬、胸が熱くなる思いでした。
今でもYoutubeでの動画を観るとその時の感動が蘇ります。

開催に際してご尽力いただいた先輩方、会場へ足を運んでくださった方々、Live配信で熱い応援メッセージを送ってくださった方々へ、この場をお借りして御礼申し上げます。
私は、今年初めて副務として運営に微力ながら携わらせていただき、多くの方々のご協力があったことを肌で感じました。それと同時に運営の難しさも学びました。非常に良い経験をさせていただいたので、反省点と向き合い来季以降に繋げてまいる所存です。


さて、早慶戦から1週間が経過した本日、team2022が始動いたしました。
同期とミーティングを重ねる中で、定量目標として「3部 ブロック2勝」、定性目標として「勝負にこだわる」を定め、スローガンとして「思いやり溢れるチーム」を掲げました。

秋季リーグ戦では3部の高さ、速さ、簡単には決めさせてくれないレシーブ力を間近で感じ、3セット取り切る難しさを実感しました。
秋季リーグ戦を終え、部員全員の心にはやはり3部で勝ち星をあげたいという思いがありました。この思いを胸に、私たちは3部で白星をあげること、さらにブロックで2勝することを目指し、3部リーグに所属する大学相手にも果敢に挑んで参ります。
この3部ブロック2勝という目標達成のために、team2022では試合のみならず日頃の練習から「勝負にこだわる」ことを意識して参ります。日頃のダッシュから、パス練から、妥協せず勝負の意識をもって臨んでいきたいと思います。この「勝負」とは、共に切磋琢磨するチームメイトとの勝負であり、妥協する自分との勝負であり、目の前の一球との勝負、という意味を持っております。
日常的に勝負を意識することで、いざ試合を迎えた際に、これらの積み重ねが実を結ぶのではないかと考えております。
そして、チームスローガンには「思いやり溢れるチーム」を掲げております。
チーム内で思いやりを持ったプレーをすることはもちろん、練習外においても、日頃ご支援いただいているスタッフの方々、OBOGの先輩方への感謝を忘れないこと、審判、相手校に礼儀正しく接するよう部員一同努めて参ります。
当たり前のことかもしれませんが、時に難しいことだと思います。しかしながら、だからこそどんな場面においても、接する相手を思いやった言動、姿勢を大切にしたいと思っております。

team2022はこれらの目標、スローガンを中心軸とし、部員一同練習に励んでまいります。


新チーム始動に伴い、本日は私の覚悟について、書かせていただければと思います。
ここからの一年間、私は最上級生としての覚悟をもって日々の練習に向き合って参ります。
また誰よりも自分に厳しく練習に励み、下級生にも良い影響を与えられるよう、精進致します。
その一方で、下級生とは密にコミュニケーションを取りながら、意見を吸収することで、チームに還元するとともに、風通しの良い組織を作り上げることにも尽力します。

私が大学でバレーボールをできるのもあと1年となってしまいました。
最上級生として、上に掲げた覚悟を胸に、ラストシーズンを全力で駆け抜けてまいります。
team2022のご声援もどうぞよろしくお願いいたします。

長文、乱文失礼いたしました。

名実ともに[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 近重 佑奈投稿日時:2021/05/30(日) 14:46

入梅を控えて不安定な空模様が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

法学部政治学科3年の近重佑奈です。

皆様へのご挨拶が遅れてしまいましたが、昨年末に行われた納会にて副務を拝命いたしました。
今後は主務をサポートしながら、部員がバレーに集中できる環境づくりを行ってまいります。
副務として部の運営に携わる以上、練習内外の場において今まで以上に責任ある行動を心がけてまいりますので、厳しい目で見ていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、前回ブログ(2020.9)を書いてから早8ヶ月が経過いたしました。2年生も半ばだった秋から、気付けばもう上級生。時の流れの速さを感じております。
この8ヶ月の間に、team2021を率いた真由美さん、菜奈さんは引退し、team2021が始動いたしました。team2021は始動直後、2度目となる自粛期間を経験いたしました。自粛を余儀なくされ、オンライントレーニングやランニングに励んでいた冬間を思い出すと、現在記念館で活動できていることのありがたみを改めて感じます。先週のブログにて同期の佐々木(文3)が綴っていたように、今の環境への感謝を忘れてはいけないと強く思います。
そして、3年生の春到来と共に5名の新入生にも恵まれました。ひたむきに練習に取り組む1年生には、私も負けていられないと日々鼓舞されております。(フレッシュな1年生に比べ自身の老いを感じることもしばしばありますが…)

新入生を迎えてからというものの、上級生になったことによる心境・環境の変化を感じております。その中でも一つ、本日は私の目標を書かせていただきます。
それは「名実ともに」上級生になることです。上級生になることとは、ただ学年が上がることと同義ではないと思っております。学年が上がったことによる責任感、実力、練習への姿勢が伴ってこその上級生だと思います。
私が下級生の頃は先輩方に甘えすぎてしまった分、今度は自分が頼られる存在になれるよう、上記に挙げた「実」の部分を充実させてまいります。
特にBチームにおいて、上級生としての存在感を出せるよう、日々の練習には真摯にかつ貪欲に取り組んでまいる所存です。


本来ならば、本日のブログにて春季リーグ戦に向けた目標をお伝えしたかったのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、今季のリーグは中止が決定されました。
詳細はこちらよりご覧いただけますと幸いです。
昨年に続き先行き不透明な状況下にありますが、「3部2勝」というチーム目標を胸に、秋季リーグにて結果が残せるよう、部員一同練習に励んでまいります。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

長文、乱文失礼いたしました。

役割の認識[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 近重 佑奈投稿日時:2020/09/13(日) 18:00

 



前回(5月24日)こちらでブログを書かせていただいてから早3ヶ月半が経過いたしました。季節も移ろい、空もようやく秋色を帯びてまいりましたが、つつがなくお過ごしでしょうか。



この間、活動が再開するとともに新入部員も続々と増えてまいりました。先々週から2週連続で新入生の担当回でしたが、ご一読いただけたでしょうか?



昨年入部してから一年が経過し、今こうして後輩を迎えることになり時の流れの速さに些か驚いております。



法学部政治学科2年の近重佑奈です。



本日はタイトルにもあるように、自らの役割について先日考えたことを書かせていただこうと思います。



部活において自分の役割はなにか。



私はプレーでチームを牽引することよりも、練習へ臨む姿勢や一球にこだわる姿勢を見せることが自分の役割だと感じています。



強いスパイクを打ち込むことや、圧倒的なレシーブをみせることなど技術ででチームを引っ張れない分、その他の面で貢献したいと密かに常々考えておりました。先に述べたように一球一球にこだわり練習に臨むこと、きつい練習であっても表情を暗くしないこと、誰よりもチームメイトに寄り添うこと、練習中は他人に厳しく、自分にはさらに厳しい姿勢でいること。



これらが今の私の役割であると認識しております。



 



今こうして言葉にすることで、自分で定めた役目を果たさねばならぬ、とより一層気が引き締まる思いです。部員にはもちろん監督はじめ指導陣の方々にも厳しい目で見ていただけたらと思います。



 



まだまだ自らの理想とする役割を果たせてはいないのですが、私の弱点である自信がないこと、かつ自信がなさそうに見えることを克服しながら貪欲な心構えを魅せ練習に励んでまいります。



 



そして、今年度は少しでも多くの新入部員を迎えることも大事な役割の一つです!



まだまだ新入部員を募集しておりますので、興味のある方は是非お気軽にご連絡ください!



 



【追記】



秋季リーグ戦中止のお知らせはこちらからご覧ください。



 



長文、乱文失礼いたしました。

9000回[KEIO GIRLS VOLLEBALL CLUB DIARY]

 written by 近重 佑奈投稿日時:2020/05/24(日) 20:51

日盛りは、はや本格的な夏を思わせるようになりました。
家にいてもじんわりと暑さを感じるようになり、この自粛期間にも季節の移ろいを感じております。
法学部政治学科2年、近重佑奈です。

3月末から始まった活動自粛期間はもうすぐ2か月を迎えようとしています。
この期間、数名の部員がブログにて既にお伝えしたように私達はオンライン上でトレーニングを行っておりました。
屋内でできるメニューには限りがありますが、メニューを適宜改変するなど、部員一同練習再開に向け励んでおります。

さて、先日私はとある人に「人は一日に9000回選択している」ということを教えていただきました。
朝ごはんにパンを食べるかご飯を食べるか、といった些細なことから例えばある事業に投資するかしないかという重大な決断まで、人は一日に9000回もの判断を下しているそうです。
9000回の選択のうち自分に甘い選択をするのか、厳しい選択をするのか。1日でこれだけ何かを決断する機会があるということは自身を追い込む余地が9000回あるということだと私は思いました。

あと20回人よりも多く筋トレを課すかいなか、妥協してしまうのかいなか、(同期が赤裸々な思いをつづっていた)ランニングメニューをどこまで追い込んでこなせるか。
全ては挙げきれないのですが、私は常に様々な選択を前にし、その時々で分岐点に立たされているのだと感じました。
他の部員に比べ筋肉量が劣る私は人と同じメニューを行うだけではなく自主的に負荷をかけ筋トレをする、あるいは人よりも多くメニューをこなすなど工夫の余地は多々あります。

と、日頃から「どうせやるなら厳しい方を選ぶ」と試みてはみるのですが、やはり先の見えない状況下で焦りや不安を感じると共に気が緩みがちになってしまいます。
そんな時私の支えになってくれたのは他でもない13名の部員でした。対面で会えない今、ビデオ通話を用い同期や先輩方と話す機会には皆の元気な姿とランニングへの恐怖を吐露しながらも懸命にトレーニングに励む様子を見ることで士気が鼓舞され、そしてこの一員であるためには努力を怠ってはいけないと感じさせてくれました。
練習への参加が困難な中、入部を決意してくれた榎本(政1)の存在も私の中では大きいものでした。SNSを通じて数名の新入生とは連絡を取っておりましたが、入部希望の連絡をくれたのは榎本が初めてであったためトレーニング後の疲労を一気に吹き飛ばす朗報でした。

そして、地元から支援してくれている家族へもこの場を借りて感謝したいと思います。浪人生活を含め親元を離れてから早2年が経とうとしていますが、上京してからというものの家族のありがたみをより一層感じています。未曽有の事態に直面し心が折れそうになる時もありますが、この期間心配してくれる家族の存在に何度も助けられました。あまり帰省することのない私は同期や先輩方から疑問に思われることも多々あるのですが、次回以降帰省した際にはしっかりと感謝を伝えようと思います。

一刻も早い事態の収束を願うと共に、きたる新しい日常へ向け今は自分にできることを最大限尽くしてまいります。
1日にするという9000回の選択のうち、「自分で納得のいく」選択をすること。
「迷った際には厳しい方を選ぶ」こと。この二つを心がけ今後の自粛生活を過ごしてまいる所存です。

長文、乱文失礼いたしました。
 
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